「ジャーナリスト同盟」通信さんのサイトより
<総括しない世紀の失政>
安倍晋三という男は、まるで自分の財布であるかのように50カ国近い国々に金をばらまいているが、すべて日本国民の借金である。安倍の先輩で国家主義者の中曽根康弘は、レーガンという俳優出身の米大統領の顔を立てるために、急激な円高ドル安政策を受け入れて、ワシントンにひれ伏した。いうところの中曽根バブルである。崩壊して1500兆円の資産を喪失した。経済大国・日本はこうして破綻した。世紀の失政であるのだが、いまだに総括していない。
<ナベツネとの悪役コンビ>
一大失政を総括しない日本は、気がつくと現在、1500兆円に近い空前の借金をしているのである。財閥が保有する資産300兆円を投入しても不足である。むろん、悪徳の権化である財閥が、そんなことはしない。財閥金融機関は小泉を利用して血税投入で負債から逃げた。失政の張本人は現在も、のうのうとまだ生きている。
ワルほど長生きする不思議な日本である。
しかも、右翼・国家主義の大元締めよろしくふんぞり返っている。日本財政を破綻させた元凶に、安倍もかしずいている。靖国参拝の大先輩として尊敬しているらしい。こんな悪徳は世界でも珍しい。
理由は悪徳言論人の存在である。世論操作の天才がそばについて中曽根を守っている。ナベツネだ。恩師・宇都宮徳馬を裏切ったナベツネである。最近は特定秘密保護法の支援者として政府部内で活躍している。二人は共に原発安全神話のラッパを吹いてきた悪役としても、よく知られている。
平和主義者の敵である。ようやく気づいた市民が増えてきて、読売購読を止めてきているというのは、うれしい情報である。
宇都宮は、戦前の読売を利用して軍部の経済政策・統制経済を批判した。彼は高杉俊輔という仮名を用いた。いえることは、宇都宮なくしてナベツネは存在しない。そのことをナベツネはわからない。根っからのワルなのだろう。
最近の若い記者は、この辺の事情を全く知らない。それが気にはなる。
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