今日は朝から大立ち回りに。
朝礼をした後に今日の仕事にとりかかろうとしたところ、上の階から利用者さんの叫び声が。誰の叫び声かはすぐにわかったけど、それにしてもいつもより早いなぁ・・・と言う印象。
そして程なく、今度は別の利用者さんの泣き声が。
この状況は放置できないと思い、自分が状況を確認に行くと、どうやら上で叫んだ利用者さんに関わってしまった様子。泣き出してしまった利用者さんに対応をしていると、上からは叫んだ利用者さんが降りてくる状態。そして2人が罵り合い、バトる状態に。マズいマズいと思い、現場のスタッフと一緒に自分も間に入り止めることに。
その後、より不安定な上の利用者さんの対応を一緒にすることに。
ただ、今日はどうにもこうにもダメでしたね。今日は完全に周りの声が入らない状態で、雨が降っているにもかかわらず外に飛び出してしまう状態。今の状態で行けば確実に事故が起きる状態なので、いつも以上の職員の数で止めに入ることに。すると止めに入った職員に噛みついたり、叩いたり、蹴ったり、髪の毛を引っ張ったり・・・ハイ、自分もその中の1人です。ちゃんと腿裏にローキックを貰いましたから。
いやぁ、この状態はうちでは初めてですね。
ただ、今回が特別ではなく、いつもこんな状態だったのだと思います。以前の施設ではこれを何らかの力で抑え込んでいたから乱れることがなかったけど、うちではそういうことはしません。どんなに暴れても力尽くで強引に抑え込むことはしません。あ、本人の身体安全のために制することはしますよ。今日のように、このまま外に飛び出して行ったら大きな事故につながることが明白なので、最低限の範囲の中で制することはします。ただそれを身体的な力で強制的に抑えたり、あるいは言葉の力で抑え込むことはしません。どんなに噛まれても、叩かれても、蹴られても、罵られても、他のところで行っている(あるいは行われていたと思われるような)ことは絶対にしません。
このことって、別に今始まったことではないはず。
前の施設でもこれだけ暴れることはあったはずだし、今利用しているグループホームでも何らかの力を加えて制しているはず。何かあってもそのことを公にせず、何もないと言っているのだと思います。事実、自分が準備室で確認した個人調書には書いていない障害が、うちの診療支援で見つかったものもあります。むしろその障害が書いていないことが不思議であって、利用者さんの様子を見て自分たちは「絶対に、この障害はある」と推測していました。
うちの施設に来た以上、施設としてどう対処するかは必要なこと。
でも一番辛いのは利用者さんであって、グループホームに入った経緯などを聞くと、とても信じられないような方法で入っていることも聞きました。そんな方法で入れば、本人が不適応を起こすのも当然のこと。一言で言ってしまえば、今までの何もかもが「怠慢」だったと思います。この利用者さんに対しては今後緊急のカンファレンスを実施する予定ですが、医療的な必要なものはちゃんと対応して、一方で自分たちも支援技術を身に付けていくことも必要。ハッキリ言って、完全に強度行動障害の分類に入ると思います。であれば、自分たちもその対応の仕方をちゃんと身に付けていかなければいけません。本人だけに何かをするのではなく、周りも本人のために適切な支援をしていくことで、地域社会の中で生活できるように支援をしていかなければいけないと思います。非常に難しい問題ですが、みんなが同じ方向を向いて支援をしていくことが一番大事です。