今週、職場に出勤したのは月曜と火曜の2日。
昨日から出勤していません。次に職場に出勤するのは来週の月曜日。仕事はお休み・・・
と言いたいのですが、そんなわけありません。
昨日は親方様と一緒に研修へ。今日と明日は相談従事者現任研修の演習指導者として研修へ。研修を受ける側と、研修をサポートする側。ただどちらにしても学びになることは間違いないことです。
昨日の研修は「入院者訪問支援事業」の訪問支援員養成研修。
詳しくは検索して調べていただくとして、簡単に話すと精神科病院に入院している人の中で「医療保護入院」の入院形態の方を対象に入院中の生活や情報提供を行う支援員を養成する研修に参加してきました。この事業自体は令和6年に法定化された事業で、都道府県が実施主体となっており、実際に精神科病院に訪問する支援員(訪問支援員)の養成研修も都道府県が担っています。
研修の参加には市区町村からの推薦が必要で、これまでも何度か案内がありました。
その度に興味はあったのですが、日程上の都合でなかなか参加できませんでした。実のとこと、今回も日程的には厳しい状態だったのですが、親方様と色々と相談し「今回は行こう」と言うことになり、さらに自分だけでなく親方様も参加することになったわけです。
参加にあたっては事前に動画視聴で学んだ上で、演習に参加。
普段の研修だと福祉関係者ばかりのものが多いのですが、今回の研修は多くのバッググラウンドを持っている人が参加していました。自分のように福祉関係者(ソーシャルワーカー)はもちろん、看護師など医療機関の関係者や行政職員、家族や当事者の立場で参加されている方もいました。この事業自体の研修対象者が幅広く、実際に訪問支援員として活動している人の中には当事者の方や当事者家族の方が訪問活動をされています。なのでいろんな立場の人が参加し、その中で演習なども受けてきました。
きっと普通の人からすると「精神科病院に訪問」に抵抗感を持つ人もいるでしょう。
まぁこの研修に参加している人はそんなことは考えてなく、むしろ今の社会で置かれている状況を考えて参加していう人ばかりですし、自分自身も日々の仕事の中から思う部分もあり参加しています。
実際のところ、国としては「地域移行」に力を入れている部分があります。
日本は諸外国(OECD加盟国)に比べ精神科病院への平均入院期間が長く、国際的には平均が1ヶ月といわれる中、日本は9ヶ月と言われています。また中には40年・50年という人もおり、過去の収容政策がもたらした遺産とも言えます。一方で精神障害者に対する偏見は根強く、今でも何か事件が起きた時に「精神科への通院歴」が報道されるだけで「病院から出すな」「ずっと入れておけ」という論調が上がるくらいですから、理解が進んだとはとても言えない状態です。
そんな背景や精神障害者を取り巻く動きから、この事業が法定化されました。
自分は精神障害を持つ方と関わることがこの仕事でのキャリアの半分以上を占めるようになったので、正直抵抗感も何もなくなっています。言葉は悪いですが、何かあれば「あぁ、大変だなぁ・・・」程度の認識で、調子が悪い時も「病気の為せる業」と思っているくらいです。
とはいえ、最初は怖かったですよ、初めの時は。
まだ現場に就く、学生時代の実習で陽性症状(妄想など)で大声をだしている人を見ると「うわぁ、なんだろう・・・」と思いましたけど、一方で精神障害を持つ人と一緒に活動をすると、別に何にも変わりないんですよね。精神障害の方の作業所に見学に行った時も、穏やかに作業に集中して取り組まれているんですよね。いかに社会が「落ち着いていない状態」をフィーチャーしているか、結果それがステレオタイプになっているんですよね。
今や「5大疾病」の1つに精神疾患が入る時代。
日本人の5人に1人は人生のうちに何らかの精神疾患に罹患する時代。要は誰でも精神疾患になる可能性のある時代でありながら、未だにその偏見が残っているんですよね。だから別に精神疾患・精神障害は特別なものではなく、人として当然の権利も有しているわけで、その権利を保障していくのも今回研修を受けた「訪問支援員」の期待される役割でもあります。研修は無事に終えたので、今後自分もその活動が出来ればと思います。
で、今日・明日は相談支援専門員の養成研修。そっちも忘れませんから。
(おまけ)
昨日の研修、会場の最寄駅は東京駅。
久しぶりの東京駅でしたが、朝も昼も夕も、ここはなんか行列になっていた。
何故ここだけ行列になっているんだろう・・・
と思ってちょっと調べたら、どうたらここは「マンモスコーヒー」というところらしく、コスパの良いコーヒースタンドらしい。でも女性が多く並んでおり、男性の姿はあまりなし。見る感じ、女性がコーヒーを買っている様子もなく、飲んでいる様子もない。むしろコーヒーではないものを持っているように見えたけど、詳細は不明。ネットで調べてもよく分からず・・・あぁ、もう自分も時代の流れに取り残されているんですね、ハイ。
