一応研修ということで、行ってきました。

応急手当の講習を受けるのは、今回が3度目です。

 

初めて受けたのは、専門学校の時。

その時はまだAEDの取り扱いをする講習がなかったので、一番初歩の「普通救命講習」を受けました。友達と一緒に、専門学校を卒業する前に受講した覚えがあります。そこでは心肺蘇生を中心に、止血の方法なども学びました。

 

2回目の講習は、生活介護事業所での時。

職場が福祉センターだったのでAEDも設置されており、センター内でAED業務従事者の講習が行われるとのことだったので、自分も勤務の一環で参加させてもらうことに。この時は実際にAEDの操作を行い、実技評価と筆記テストを受けて認定証を貰いました。

 

そして今回受けたのは、上級救命講習。

別にステップアップをしているわけではありませんが、同僚から「上級(救命講習の方)を受けなよ!」と言われ、受けることに。自分としては普通救命のAEDコースでいいかなぁ・・・と思ったのですが、この先のことを考えて上級救命講習にしました。

 

今までは普通救命講習が3時間、AED業務従事者は4時間の講習。

今回の上級救命講習は8時間、ほぼ1日かけて講習を行いました。ちょっと8時間も耐えられるかな・・・と心配しながらの受講。

 

午前は心肺蘇生とAEDの使用についての講習。

これは今までの普通救命講習でも何度もやっているので、特に問題なく終了。技能評価も問題なしでした。

 

で、午後からの講習が初めての内容に。

最初は小児・乳児の心肺蘇生。基本的なところは普通の心肺蘇生と同じだけど、手技が変わることに。小児の場合は片手で、乳児の場合は指2本で胸骨圧迫を行い、体の3分の1程度沈むまで圧迫。また乳児の人工呼吸については鼻をつまむのではなく、呼気を吹き込む際に口と鼻を一緒に覆って吹き込むこと。これは今までの講習にはなかったことです。

 

また異物除去の方法も行いました。

これも成人と乳児での違いを確認。さらに傷病者管理や外傷手当・三角巾の使い方、担架を使った搬送法を学ぶことに。三角巾の使い方では実際に手技をしてそれぞれやってみたのですが・・・講師のおっちゃんがドンドン進めてしまい、こっちは置いてきぼりの状態。挙句の果てにテキストに載っていない包帯法をやっているから、こっちは完全にわかりません、の状態。それでも最終的にはサポートの方に包帯法を教えてもらいましたが、今日1日でマスターできるわけではありません。包帯法、覚えるのにはまだまだ時間がかかりそうです。


そんな感じで8時間の講習を受け、終了の証を貰うことに。
上級救命講習


今までは「普通救命技能認定証」だったけど、今回は「上級救命技能認定証」に。

ちょっとだけグレードアップした感じだけど、これが今回の目的ではありません。本当の目的はこの先の「応急手当普及員講習」を受けること。これはAEDを設置するにあたって理事長から「(AEDを)宝の持ち腐れにするな!」との声に対し、「職員を指導します」という答えとして普及員の講習を受けて自分自らが指導をする前提で設置の決裁が通った状態。だからここで終わり、にはならないんですよね。ちなみに普及員講習の時間は24時間。1日8時間の講習として、3日間の講習を受けないと取れないんですよね。


まだまだ入り口に立った程度のこと。

来週にまた普及員講習の申し込みをしないと・・・って、計画相談が進まないです!キツゥ!