夜の時間をのんびり過ごしている自分。

そんな中、今日もふと「バリバラ」を見て、色々と感じました。


テーマは最南端の作業所。

日本最南端の作業所「スオウの木」のことを紹介していました。南の島の長所を生かした販売戦略や地域とのかかわり、離島故の課題など、短い時間に色んなことが詰め込まれていました。


年間1000万の売り上げ、スゴイです。

自分たちのところは作業所ではないので比較できませんが、全国的に見てもこれだけの売り上げが出せる作業所はそうないと思います。これだけの売り上げがあればどれだけいいことか。


でもそこには、離島が故の課題もたくさんありました。

いわゆる「相談支援専門員」の常駐がないということ。もちろん最初の相談は相談支援専門員に関わらず、身近に接している職員が入口になります。でもより専門的なことであったり、あるいは色んなところとの連携が必要となってくる場合は、相談支援専門員の力も必要となります。


自分も今は相談支援専門員。

でも元々は知的障害者授産施設の支援員からスタート。そこから知的障害者デイサービス・福祉作業所・生活介護を経て今の職場へ。今は障害種別を問わず、すべての障害の方の相談を受けています。事業所によっては身体障害を専門にしたり、あるいは知的・精神の専門、障害児に特化、特定の障害(高次脳機能障害・発達障害など)を専門にするところもあると思います。


でも小さな作業所の場合、障害の種別なんて関係ないですね。

関係ない、というよりも特化できないと言ったほうが正しいですね。特化していてはニーズに対応できない、もっと言えば障害だけでなく他の分野にも対応できなければやっていけないのかもしれません。


特化しないで運営するからできることがある一方、できること以上にできないこともあると思います。

福祉サービスの問題、医療の問題、行政の問題、島の問題・・・島の問題って、意外と大きなことかなって感じます。障害を持った本人だけを見ていればいいのではなく、本人を支える親御さんの支援、親御さんも高齢になっていれば親御さんの福祉も考えなければなりません。親亡き後に誰が支えていくのか・・・当然ながら入所施設などないと思いますし、なければどうやってサポートをしていくのか・・・とても難しい問題です。


そんなことを考えると、自分のいる場所は恵まれています。

ヘルパーが必要と思えば事業所につなげることができますし、それぞれの福祉分野がちゃんと存在しているのでつなげることも可能。でも満足に揃っていなければつなげることすらできませんし、何より「専門職」であるがゆえに苦悩することもたくさんあると思います。でもそういった課題がたくさんあっても、最後は利用者さんの笑顔ですべてが救われるのかな、とも感じます。