今日は久しぶりに「学童指導員」になりました。

いつもは専従のスタッフがいるのですが、今日はどうしても都合がつかない方が多く、臨時補充で自分が入りました。


今日の子どもは2人。2人とも女の子です。

自分も机からおもちゃをいくつか持って行き、遊ぶことに。その中で1人の子と一緒にサイコロをやることに。そう、これをやりました。

ダイスタワー


以前にも紹介した、ダイスタワー。

ただ、まだ小学6年生なので、さすがに10個乗せることは、難しかったです。なのでサイコロの同じ目を上にして、そこに色の違うサイコロを乗せてもらいました。そう、こんな感じで。

サイコロミルフィーユ


これは4段ですが、実際には5段まで積み上げることに。

6段目の途中で崩れてしまいました、よくこれだけ辛抱強く乗せることができました。実はこの女の子、知的障害もあるのですが多動な面もあり、じっとしていることが苦手。だから約束が守れないことも多く、よく注意をされることがあります。自分も基本的には学童のスタッフに任せていますが、状況によっては自分も注意することも。うちに来た時はとにかく「壊す」ことでストレスを発散している様子で、ちょっと手のかかる子でした。6年生になってだいぶお姉さんになりましたが、それでも多動気味なところは変わりませんでした。


そんな子が、サイコロの積み重ねをすることだけで40分近く集中して取り組むことに。

こんなに集中して取り組むとは自分も思っていなく、途中で飽きたり投げ出したりすることもなく、崩れるまで集中して遊んでいました。これには普段から様子を見ている学童のスタッフも驚きの様子。決して環境的にも物質的にも恵まれてるとは言えない環境の中、サイコロだけでこんなにできるとは思いもしませんでした。


さらに「同じ目を上にして乗せる」というのも、かなりの効果。

積み上げる前に1から6までの好きな数字を言ってもらい、好きな数字をサイコロの目に置き換えて乗せることに。4が好きとのことだったので、サイコロは4の目を上にして乗せてもらいました。最初は「5」の目と「4」の目の区別が難しかったみたいで間違えることが多く、またなかなか4の目を見つけるのも苦労していました。しかし段々に慣れていくと4の目を間違えなく上にすることができ、またすぐに4の目を見つけられるようになりました。何度か繰り返すことで4の目を確実にインプットして間違えずに、さらに積み重ねる時も崩さないように整えて乗せることができました。


これは本当に、発見でした。

もしかしたら普段入らない自分だったから頑張った・・・のかもしれませんが、こういう長所があることを見つけられたのは、大きな収穫でした。ただ単に遊びやおもちゃを用意すればいいのではなく、どんなことができるのかを把握したうえで遊びやもおもちゃを選ぶことの大事さを実感しました。また決して何か強制してやっているのではなく、自分も納得して遊んでいるところがポイントで、遊びながらも指先の巧緻性や集中力を養うことにもつながってのが大きなことです。


なかなか子どもが多いと、こういった検証はできませんね。

今回のことは「子どもによって、どんな遊びを提案するか」ということを考えるきっかけにもなり、自分も勉強になりました。ストレングスに着目するというのは、決して大人だけでなく子どもに当てはまることですね。自分のおもちゃ選びも、ちょっと色々と考えてみたいなと思いました。