今日も残業。でも今日はちょっとだけ違うこともやりました。
アイロンビーズの試作・・・ではなく、シュミレーション。いつもは図面を作ってもシュミレーションはしません。必要があればその場の指示で修正できています。でも今回ばかりは、ちゃんと自分で確かめないと混乱してしまいます。
というのは、高次脳機能障害の方のトレーニングで、アイロンビーズをやることに。
うちのセンターでは、一昨年から高次脳機能障害の方を対象にしたグループ訓練を行っており、自分はその中の創作活動において数回だけ「講師」として参加しています。もちろん自分ができるのはアイロンビーズのことだけなので、制作の助言をしています。ただこの高次脳機能障害の方のグループ訓練、着実に成果を上げています。直接関わる部分は少ないのですが、自分が担当するビーズだけでも、着実に成果が出ています。最初始めた時は小さいプレートに並べるだけでとても苦労していたのが、今では大きいプレートに並べるのも集中力を切らすことなく並べられるくらいまでに。訓練をすればした分だけ結果として残っているのを実感しています。
成果が出ているので、自分も何に取り組むかを考えます。
担当の保健師さんと相談した結果、今年はクリスマスツリーを作ることにしました。大きさも小さいサイズではなく、大きいサイズのクリスマスツリー。ちょっと冒険をしてみました。
もちろん見本なしに作る・・・と言うのはできないので、図面を用意しています。
今日のシュミレーションは、その図面通りに並べて作品が完成できるかということ。この図面1つでできる・できないが分かれるので、普段の作業で作る図面とはかなり意味が違います。図面が間違っていたらみんな間違えますし、作品も台無しに。そうしないためにも、今回ばかりはちゃんとシュミレーションをする必要がありました。
そして・・・やっぱり、図面にミスがありました。
危うくそのまま出していたら、ヘンテコな作品が出来上がるところでした。自分は間違った図面でも修正して作ることができますが、高次脳機能障害の方はそうもいきません。なので、どこが間違ったかを確認し、改めて図面を直すこと。また自分が図面に合わせて作っていく中で「ここはわかりにくいなぁ・・・」という部分もあったので、その部分も修正して改めて再度シュミレーションをすることに。ちなみに、正しい図面通りに作れば、こういうものができます。
もちろんこれは間違った図面を自分で修正して作ったもの。
なので、完全なシュミレーションにはなりません。もう一度図面を見直して、その図面でこれと同じものができれば、合格図面になります。図面は大きな手掛かりになるので、手抜きは許されません。
ちなみに・・・今年の販売用は、これ。
いやぁ、自分が見ないうちに随分とグレードアップしています。
こっちの方がクリスマスツリーらしいですね。でも高次脳機能障害の人にとってこのデザインは・・・ちょっと難しすぎるので、シンプルなものに取り組んでもらいます。この図面を使うのは、もうちょっと先かも。でもこの作品も作れれば、凄く自信がつくでしょうね。

