中岩 | Mt.masaoのブログ

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古賀志主稜線のほぼ中央部に馬の背のような稜線がある。これが地元で云う「中岩」である。この「中岩」は、往古から稜線の細尾根故に、鳥屋場にはなり得なかった。特に北側の切り込みが鋭い。

「中岩」の中央部から南の「背中当」の大岩壁へ橋渡しの細尾根が下っている。

この細尾根こそが、往古の人達が考えた「山ノ神」降臨の道であった。

この細尾根は東西に分け合う分水嶺となっており、西側に降った雨水は大日窟に、東側に降った雨水は、女滝側に収斂する。



「背中当」の大岩壁と馬の背「中岩」は、この細尾根で結ばれている。この細尾根の往来は出来る。古賀志山のメインディッシュは、この「中岩」にある。この御馳走をいただかずして古賀志山を語ることは片手落ちであろう。

「中岩」の馬の背は、山火事になる前は赤八潮の名所だった。この「中岩」から「背中当」に至る細尾根の右側斜面にカタクリの群生地がある。この群生地を右に下ると「荒沢の瀧」の頭に出る。