今日も興味に任せて、「いびき」をさんざん調べた。
まあ、かなりじっくり調べてみても、ハッキリしたことが分からない世界だ。
「いびき」は謎の病なのである、ということは分かった。
これは困ったことである。
即効性のある対処法が不明という点では、たとえば、ハゲ、水虫、ワキガなどと共通した難しいジャンルといえそうだ。
オレはおもった、もしかして、いびき、ハゲ、水虫、ワキガといった身体の異常事態は、老化と同じくらい治りそうで治らない身近な“不治の病”なのかも……
たぶん、医学の分野でも、あまり研究が進んでいないのだろう。
というのもこれらは所詮、死ぬ心配のないモンだからね。
あるいは、いびき被害は、本人よりも周りの人にとって重大だから、その手の“迷惑”は身内のガマンに任されている、という日本的な悪しき慣習が根強いのかもしれない。
(いや、いびきが原因の別居・離婚は、ざらだ)
しかし、オレがおもうに、むしろ逆にこういう分野では、迷信・非科学的な民間療法が跋扈して社会問題が生じやすいのだ。
だから、現代の科学者たちはとことん尽力すべきだと思う。
じっさい、気持ちのワルい「情報商材」といわれるブラックボックス型の謎のデータが、実際、数千円以上でネットに溢れかえっている。
「いびき克服マニュアル」「いびきストップ改善マニュアル」「いびき改善10日間プログラム(ミラクルスリープ)」とやらが出回っているようだ。
(どうせ、薄っぺらい、からっぽの内容なのだろう)
これは、いかがわしく、嘆かわしい状況である。
さらにまた、どれだけ調べても、これらの商品のレビューが、ネット上に全く見当たらない。
ますます怪しい。
胡散臭い。
(一体どういう「情報コントロール」が、背後で行われているのだろうか?あるいは、カモにされたことが恥ずかしくて誰もレビューを書けないのか?)。
まあ、そういう詐欺まがいのモノは最初から無視するとして、なんらかの“努力”の余地はある。
いびき改善法というものが、一応あるらしいのだ。
Wikipediaには、いびき対策として、効果“不明瞭”ながらリストが載っている。
1:鼻腔に差し込む鼻輪のようなクリップ。
(こんなものは寝ている間にすぐに外れてしまうだろう)
2:音響センサーのついた腕時計形の電気刺激発生器具。
(これについては、2000円~6000円くらいでネット通販が盛んに行われている気配があるが、いくらレビューを見ても、効果がよく分からないし、高価な消耗品も同然だろう)
3:枕を適度な高さにする。
(だが、おとなしく、ずっと枕の上に頭を置いているとは限らない)
4:横向きに寝る。
(油断して、くつろいだときには、真上を向いて寝ているはずだ)
5:やせる。
(オレは痩せ型だ)
6:アルコール、カフェイン、タバコを断つ。
(なかなか難しいが、やめている時でも、いびきをかいているとしたらどうだ)
7:鼻、口腔内の外科的手術。
(金はかかるし、効果は一時的らしい)
さらにAllAboutの中の記事をみると、http://allabout.co.jp/gm/gc/302297/
8:加湿器を使う。あるいは点鼻スプレーを使う。
(面倒な方法である)
9:歯科で作ってもらったマウスピース。
(これも寝苦しそうである)
10:口の周りの筋肉を鍛えるトレーニング。
(これが一番手軽な気がするが……相当根気がいる)
などが、挙げられている。
が、ついでに、外科手術の効果が5年らしい、という悲しい話も書かれている。
さらに、AllAboutの別の記事には、http://allabout.co.jp/gm/gc/300282/
市販の関連商品一覧が、軽く紹介されていた。
クリップが、「ノゾヴェント」、「ナサリンスヌーズ」、「いびきクリップ 」。
そして、マウスピースとしては、「スノアウィザード」、「スノア ガード」、「ソムノガード」。
さらに、腕時計タイプの「Snore Gone」、「スノアストッパー」。
最後は、「いびき軽減枕 V-1」(2万9800円)。
しかし、どれも実態がよく分からない。
だいたい、結局、こうした道具に頼っている限り、根本的に治ったとはいえない。
道具を一生使い続けると考えただけでも、鬱病の原因である。
どうやら、いびきは不治の病だ、と思われる。
あがいても無駄なのだ。
得体の知れない怪しい方法に無駄金を費やすのは悲しい行為なのだ。
ニセものの救いにすがるのはあまりに愚かだ。つまらない商品を買ってはいけない!
そもそもオレの思うに、いびきをかく当人は気持ちよく寝ているのである。
(もちろん別居・離婚要因であることは十分配慮しなければいけない)
だから、いびきの当人は、これらの“努力”をすることで、逆に寝苦しくなるなんてことは、なるべく避けたいのが心情なのではないだろうか。
医学者が避けているらしい「いびき研究」が、将来発展することを強く願うばかりである。