日本人の愛する洋楽アーティスト50(NHK BS) | リトル・プーリームのプラスティック・スリル・ブログ

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テレビの低級化に抗し、マジで音楽を憂い、予言蔓延する世に悩み、
焦り多き家庭に困り、後悔伴う仕事に苦しみ、レーザー的に精密な
日本語の駆使に迷う中年男の見込み違いとニガリきった日々のアレコレ。


『NHK洋楽倶楽部』のスペシャル企画として、“日本人の愛する洋楽アーティスト50”ってのを

、BSプレミアムで放送していたので、おぉぉぉーッ!とおもい、じっくり鑑賞した。


ゲスト的に、さよちゃん先輩(レディオヘッド信者)を呼んで、驚くべきこの結果について語ってみたい。


さ:「ほんとに、洋楽好きなのかどうか分からない番組ゲストが多かったよね。高嶋政宏や東儀秀樹なんかは例外として、よく聴いてるなって感じで。内田朝陽(あさひ)が、若いヒトの代表でさ。みうらじゅんなんか、それほどオタッキーではなかったよね。歳相応って感じで」
プーリーム(以下プ):「東野幸治が洋楽を語るなんて、メディアでは珍しかったと思うよ。彼がAC/DCのファンだったとはねえ」
さ:「あんまり安めぐみとかは、イマイチだよね。東ちづるとか」
プ:「たしかに、適任とはいえないヒトも混じってたね」
さ:「まあ、コアな人ばっかりじゃないってことで、いいのかな。武田修宏とか」
プ:「そうだね、サッカーの武田が音楽を語るって、普通テレビでは期待されてない(笑)」
さ:「でも、ほんとは語りたかったんだ、じつは(笑)」
プ:「そういう意味じゃ、番組の作りが面白かったね」
さ:「意外な人が意外な側面を見せる、と…」
プ:「では、ランキングについて語りましょう。まず、全体についてはどう?幅広いけど、なんか偏りがあるってのも感じるね」
さ:「プログレが、意外と入ってる。あと、パンク、ニューウェイブが、1個も無い。まあ、ポリスくらいかな」
プ:「黒人音楽が少ないけど、その点は意外性は無いよね…困ったことだけど。僕としては、ブルース・スプリングスティーンが圏外だったのが、驚きかな」
さ:「残念ながら、予想は出来たんだよね。日本人には、意外に人気は無いよ。一時しか人気が無かったし」
プ:「このランキングは、イべンターなんかには、有用な資料になりそうだけど……ブルースは客が呼べないってことかな」
さ:「呼べなくは無いよー!限定されたヒトが行くの。それでいいんだよ。フェスでもいいし。ただ、10位以内のバンドはみんな活動停止、あるいは死んじゃってるから、どれも呼べないね……。ただ、ストーンズは生きてる」
プ「おなじみのクラプトンとね。そう考えると、ビリー・ジョエルが"穴"だね。ビッグな来日イベントが企画できなくもない」
さ:「ただ、数年前のイーグルスのメモリアル来日公演……ヒトは入ってたけどさ……」
プ:「ん?何?」
さ:「期待はずれだったんだよねぇ、いろんな意味で……行かなければ良かった。全盛期のビデオを見たほうがいいと思う……でも、わたしの先輩たち(オジさん)は、アレを見てすごい感動したって言ってたんだよね~」
プ:「総合順位については、ビートルズが1位だと、てっきり思ってたけど」
さ:「わたしも思ってた」
プ:「クイーンが堂々の1位とは。日本じゃクイーンの人気が、すごいんだねぇ。それが良く分からない」
さ:「プーリームさんは、たぶん、わずかに歳が若いから、クイーンのあの爆発的なブームは知らないでしょう」
プ:「ほぼ同時期のキッスのブームは、うっすら知ってるし、それと似たようなものかと思ってた」
さ:「加えてクイーンは、近年、曲が使われがちじゃない、いろんな場面で。たぶん代表曲が多いってことなんだよね。それに、キッスは男が聴くんだよ。でもクイーンは女の子も聴いてたよ、一般論として。わたくしは、チープトリックを聴いてたんだけど(笑)」
プ:「なるほど」
さ:「AC/DCなんかと一緒だよ。キッスは男が聴くんだよ」
プ:「ああ。で、クイーンとの違いが出てくるわけだ?」
さ:「曲が違うし」
プ:「でも、あのクセのあるアクの強い曲を、ここまで日本人が愛しているとはねえ」
さ:「クイーンも含めて、みんな死んじゃったり、大物になりすぎて、なかなか来日できない中、チープトリックは、今年のサマソニに来ますよー。そういう点では、最終的には勝ったんじゃないかと(笑)、ランキング外だけど」
プ:「そうかもしれない(笑)」

プ:「あとは、各論かな、2位から下を見ていきましょう。2位はマイケル・ジャクソンなんだよね。これも予想できたね」
さ:「うん、3位以内かなって」
プ:「音楽的には、マイケルはどうかと思うけどね。ビジュアル込みのアート性だし。音が"白い"っていうか、黒人音楽じゃないという点が、僕は不満。まあ、育ちが白人のショービジネスの環境だから、ブラックのメンタリティは無いんだよね。彼にそれを期待しても無駄なんだよ、イギリスの黒人と同じで」
さ:「人種性を超えてるから、世界的な存在になれたんだよ」
プ:「ハワイのブルーノ・マーズと同じか……で、3位がビートルズなんだよね」
さ:「うん」
プ:「これは、意外だとしか言いようが無い」
さ:「さすがの神通力も薄れてきたんだよ、そう思った。曲も、つまんない曲もある」
プ:「前期は嫌いだからな、僕は。サイケ時代が好き。いわゆる、ビートルズ信者って前期を愛するでしょ?」
さ:「もしくは、ジョン・レノンが好きか。プーリームさんはポールが好きなんでしょ?(笑)」
プ:「いやぁ、好きってわけでもないけどね、否定すべきじゃないと思ってる。ただ、奥さんのせいで明らかにヒドい音楽をやってた時期もあるしね、ウィングズで。」

さ:「奥さんのためにね(笑)」

プ:「で、4位がツェッペリン」
さ:「これも妥当かなって思う。正直言って、若い頃はこの手の曲は好まなかった。でも冷静に見ると、かなりのモノだし、実力者」
プ:「番組では、ジミー・ペイジのファッション性の高さも取り上げられてたね」
さ:「麻のパンツに、ブルーのシャツ。カッコいいね」
プ:「うん。デビッド・ボウイに勝るとも劣らないダンディさ」

さ:「あと、同じギタリストでも、ジェフ・ベックとかは、男が聴くんだよね」

プ:「ああメタルもそうだね」

さ:「うん。女から見ると、"それがどうした"的な。だけど、ジミー・ペイジって人は、バンドって形にこだわる"バンドマン"なんだよね。そこが違う。まあ、単に腰が重いだけなのかもしれないけど」

プ:「なるほど、調和の中で力を発揮するタイプなんだ。興味深いね。で、5位が、カーペンターズ、6位が、サイモン&ガーファンクル」
さ:「わたくしの年代だと、サイモン&ガーファンクルを"神"としている人たちがいるんだよね。かなり。いまだにカラオケで歌ってたりして、ハタ迷惑(怒)」
プ:「僕的には、カーペンターズはダイエーのイメージ。昔、ダイエーの店内で延々ループされてたBGMなんだよね。べつに好きってわけでもない」
さ:「好きでもないのに強要される曲の代表かもしれない」
プ:「ははは。あと、『明日へ架ける橋』は、NHKラジオのヘビロテ曲。感心しないんだよ」
さ:「うん」

プ:「7位が、ビリー・ジョエル。この人は忘れてたね、10位以内には入ると思ってなかった」
さ:「圏外のブルース・スプリングスティーンに比べて良いかって言ったら、だいぶ劣るのにね。でも、ポップ・センスにおいては、上なのかなぁ。良い曲もある。ただ、姿がイヤだけど(笑)」
プ:「昔から、彼の姿はイヤなの?」
さ:「あんまり好きじゃない。現在も困る」
プ:「太ってるもんなあ。まあでもエルトン・ジョンが中尾彬みたいになって、ギラギラしてるのと比べると、ビリー・ジョエルは僧侶的じゃない?ちょっと出家しているような、ちょっと枯れているっていうか、太ってるけど、いやらしさが少ないとは思うよ」
さ:「そうかなぁ~」

プ:「8位は、エリック・クラプトン。これは妥当かな、予想もできたし。50位内にジミヘンは入らないけど、しっかりクラプトンは入る」
さ:「ジェフ・ベックは下位だしね。クラプトンは、ステキな感じのギター・プレイなんだよね。音色とかも。なおかつ、ギターボーカルじゃん。もちろん見た目もイイよ、歳をとっても。嫌う理由が無いよ。ファンにとっては、よく来日もしてくれるし」
プ:「でも『レイラ』のいきさつを聞くと、なんかギラギラしたものは感じるよね」
さ:「そりゃ、少しはあるんじゃないの?プーリームさんだって、パティ・ボイドの写真をじっと見てたじゃないの?」
プ:「たしかに、名だたる有名アーティストたちから、熱く言い寄られるだけのルックスだと思う。目が大きくて可愛い顔で。でも最終的には、モテモテだったわりには幸せだった感じはしない女性。彼女にぞっこんだったクラプトンも、いろいろ浮気して、破局してるし。ある種の典型だよね。こういうイイ女に言い寄る男に限って浮気性。しかも、女は若い時を過ぎると、モテなくなってくるし」
さ:「だからこそ、彼女も、カメラで自己表現しようとしたんでしょ?」
プ:「美人がいまひとつハッピーになれない、その典型という気がする」

さ:「ああ、そうなんだ…」
プ:「で、9位がイーグルス。入ってると納得できるけど、たとえ圏外でも、それはそれで納得できそうなバンドかなぁ。僕自身は、ドン・ヘンリーのソロ作は好きなんだけど」
さ:「何を言ってるのか!(怒)。プーリームさんは、『ホテル・カリフォルニア』のアルバムを持ってるんですか?もしくは、一度でも"ホテル・カリフォルニア"のギタープレイを弾こうと思ったことがあるんですか?」
プ:「それは無いです……」
さ:「いくら同時代を生きてないとはいえ見識が無さ過ぎる。ドン・ヘンリーに興味を持った時点で、イーグルスのすべてのアルバムを網羅すべきだった」
プ:「うーむ……さて、10位がローリング・ストーンズ、3位以内だと思ってたけど」
さ:「5位以内かなと思ってた。でも、ちょっと納得、昔から日本人には意外と人気が無い。泣きのメロディーが無いし、音の構成がスカスカ。これは日本人には受けない」
プ:「なるほど」
さ:「ただ、最近の張り切りオジイさんぶりが気になる。音が若いし、ちょっと厚くなっているの。未だ現役感がある人たちだよね」
プ:「うん。ストーンズは、最近の曲もちゃんと聞くべきかも。11位はスティーヴィー・ワンダー。妥当なんだろうな。ちゃんと聴いてみたいとは思ってるけど」
さ:「興味が無い……」
プ:「天才なのか、過大評価なのか?
スティーヴィーについては論じにくいね。さて、12位のアバ。どうしてここまで人気があるのか?不可解だね。あの1曲しかないのに。ただの1発屋じゃない。ベスト盤持ってるけど、"ダンシング・クイーン"しか聴けないよ、正直」
さ:「同じダンスなら"ステイン・アライブ"のほうがイイし」
プ:「うん。シックのような上質のダンス・バンドは圏外で、アバのような1発屋が入る、メディアの力だねえ」

さ:「そっか」

プ:「13位が、ボン・ジョヴィで、14位がエアロスミス。人気はうなづけるけど、僕にとっては"ロック"を嫌うきっかけとなった2組。ロックはうっとうしいなぁー、と(笑)」
さ:「マジメ系のハードロックと、不良系のハードロックだね」

プ:「たしかに、ボンジョヴィはまじめ系。最新アルバムも、ブルース・スプリングスティーン的な香りのする路線で」

さ:「まあ、興味は無いけどね(笑)」
プ:「15位はオアシス。僕にはとっては、ボン・ジョヴィなんかの延長なんだけど……だから、当時はスルーしたんだよ」
さ:「相当プーリームさんは耳が悪いようですね(怒)……まず、ブリット・ポップ系で、オアシスだけが、ランクインしている。これはもうブリット・ポップ好きのわたくしとしては反省したい」

プ:「えッ反省って?」

さ:「広めるべき良いバンドが他にもある。わたくしがこの番組に投票しなかったことがイケないわけだ(笑)。オアシスは、最初の頃は良く聴いてたんだよ。とくにセカンド・アルバムまではね。ただ、いわゆる国民的バンドになってからの"良い曲"的なものが、趣味に合わない。でも、ボン・ジョヴィといっしょにする気はない、ってことッ!」
プ:「16位は、アース・ウインド&ファイヤー。フローライダー的な万人受けの黒人音楽」
さ:「顔のインパクトの人たちね(笑)。わたしはよく知らないけど、この番組で流れた"太陽の戦士"は良くなかったぞ」
プ:「そうだね。まあ、とうせなら、EW&Fよりもっとファンクなバンドが、ランクインして欲しいんだよなあ……パーラメントとか」
さ:「へぇ」

プ:「で、17位 ポリス、18位 デヴィッド・ボウイだね」
さ:「これは、顔の良い男たちが並んだ。曲もいい」
プ:「ただ、老け方が違うよ。長渕剛になったスティングと、上手く枯れたボウイ」
さ:「違う道をたどったよね」
プ:「たぶん、肉体・歌唱力の路線をたどるとあまり良くないのかも……体を鍛えれば鍛えるほど音楽的にダメになる。それからさらに見ていくと、19位 ディープ・パープル、20位 ジャーニー、22位 ヴァン・ヘイレン、24位 TOTO、30位 キッス。この辺は、まとめて語れそうだ」
さ:「元祖ハードロックと、その他、典型的な歌モノ・商業ロックです」
プ:「なるほど。"元祖"のディープ・パープルは、そんなに良いバンドなの?改めて聴くと、37位のガンズ・アンド・ローゼズとそっくりな気がした」
さ:「もちろん、ガンズが真似してるんだよ(怒)。とにかくフォロワーが多いジャンルだし、不滅なんだよね、なぜか」
プ:「進化もしないんだよね?」
さ:「しない。しちゃいけない」
プ:「ああ、ただ、デイヴ・リー・ロスだけはタレントとして別格だと思う。いわゆる"アメリカ"っていう国の看板を一人で背負っているような存在、でも、実際には似たようなアメリカ人は現実にはいなくて、彼が、孤高の存在なの……日本で言えば、明石家さんまみたいな。"大阪"にあんな人は実際にはいない。そういう意味じゃ、デイヴ・リー・ロスはまだまだ過小評価されてると思う」
さ:「へぇ……」
プ:「つづいて、21位にレディー・ガガ、さらに1年前ならもっと上位に食い込んでたんじゃない?今は、ちょっとブームがおさまりつつあるから」
さ:「そういう現代的なモノと、クラシックな存在とが、ランキングにはごちゃごちゃと共存しているんだよね。だから、今回は別にレディ・ガガ的なヒトは入れなくて良いんじゃないかなって気がした」
プ:「そうだね、"デビュー10年以上"に限るとかね……でも、ガガが入っているから、このランキングが面白い気もするし……
さて、23位が、ピンク・フロイド。いまだに意外と人気があるんだなーって気がした。でも当然入ってくるべきバンドだって気もするし……」
さ:「メジャーでは、フォロワーが今、見当たらないんじゃないかなぁ」
プ:「つまり貴重だってこと?」
さ:「貴重だし、ああいう音楽性はずっと聴かれるべきだよ。メッセージと実験性、両立しているバンドだよね。なおかつ相当売れたっていう」
プ:「ポップってことなのかな?」
さ:「アメリカ人にもインテリ層がいるってことなんだよ。アレが売れるんだから」
プ:「僕は、なかなかピンクフロイドの良さが分からないんだよね。でも、あれはインテリの聴く音楽なのか、暗い感じの……」

さ:「かもしれない」

プ:「25位 ダリル・ホール&ジョン・オーツ、29位 シカゴ。この辺は、僕には聴きやすい、黒っぽい白人音楽。でも、ロックというより、ポップなのかな?」
さ:「うーん。あまり興味が無いけど、番組で流れたシカゴの"アイ・アム・ア・マン"は、聴いてもいいかなって気がした」
プ:「いわゆるシカゴのイメージとはぜんぜん違う初期のサウンドが流れてたよね。ピーター・セテラのいない初期を再評価すべきかも」

さ:「そうね」
プ:「26位 シンディ・ローパー、32位 マドンナ、36位 ホイットニー・ヒューストン、49位 ビヨンセ。この辺は女性ポップ」
さ:「女性が少ないね。なおかつ、どれも、レディ・ガガより下とは……残念ながら"女性性"も消費されるし、ポップってものが消費されるモノ。なにか悲しいものがあるよね」
プ:「せめて、キャロル・キングは入るべきだよ。なのになぜか圏外。あと、ジャニス・ジョプリンがいてもいいのに」
さ:「どっちかというと、その二人は"女性性"を売りにしていない。あとジャニス・ジョプリンは、ジミヘンと同じで、早く死にすぎたよね」
プ:「27位がU2、44位にコールドプレイ。わりと似た音楽性のバンドで、UK的なアリーナ・ロックと言われる2組だね。U2が好きな僕は当初、反発を感じて、アンチ・コールドプレイになった(笑)。U2は好きなバンド、洋楽好きになったきっかけの1つだよ」
さ:「ウィーザーが"泣き虫ロック"だとか"弱虫ロック"と言われるんだけど、コールドプレイにもそういう流れはあった。3枚目くらいからU2そっくりのサウンドになって、私はびっくりしたけど、別に反発は感じなかったな」
プ:「28位 イエス、35位 キング・クリムゾン、5位 エマーソン・レイク&パーマー。このへんが、プログレ」
さ:「日本で人気がある。今ではこのジャンルは死語。誰も聴かないと思いきや、こうやって、まだまだ求められているんだ、ってことを知った。クリムゾンは改めて聴いてみたい」
プ:「32位 ニルヴァーナ、38位 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。この2組が、オルタナ」
さ:「これは、当然入ってきて良いバンド。どっちも観て楽しい、聴いて楽しいバンド」
プ:「さよちゃん先輩の好きなバンドなんだよね。で、42位 デュラン・デュラン、47位 ワム!。80年代を象徴する2組。日本だと"バブル"と結びついている音楽かもしれないなぁ。当時は好きだったけど、今、かけられると、聴きたくないというか、勘弁してくれって感じになる」
さ:「それほど悪くはないんだけど。要するに、深みが無いんだよ、浅いんだよ」
プ:「ドラムが、スカスカというかペシャペシャだし、シンセが安っぽくて、厚みに必然性が無い。そういう80年代サウンドの特徴があるよね」
プ:「33位 フー、34位 ジェフ・ベック、39位 ビーチ・ボーイズ、40位 プリンス、43位 ボブ・ディラン、46位 エルトン・ジョン。こういういわゆる偉大なアーティストたちが、下位に甘んじているね」
さ:「孤高の人たちが並んだね」
プ:「たしかに"孤高"。みんな唯一無二の個性で、現在にいたるまで、ずっとやってる人たちだ。死にもせずに(笑)」
さ:「それぞれ語りたいものはあるけど、長くなるから(笑)。まあ、これからも健在だろう、と予想できるよね。生きている限り、やってくれそうだよ(笑)」
プ:「41位 ビージーズ、48位 AC/DC、50位 ドゥービー・ブラザーズ。このへんは、NHKの投票システムの問題かも、つまり、視聴者が1人10組選ぶシステムだから、どうでもいいようなのが拾われてくる。だからまあこの辺は、べつに他のバンドがランクインしたとしても問題ないような……」
さ:「たとえば?」
プ:「さよちゃん先輩の好きなチープトリックとか。あるいは、アレサ・フランクリンとか、ジェームズ・ブラウンとか、ダイアナ・ロスとか。あるいは、2パックとか、エミネムとか」
さ:「黒人ばっかりじゃない!(笑)レディオヘッドとかじゃないのッ?!」
プ:「そうだね(笑)とりあえずこれで50組すべて見終わりました。最後は急ぎ足になったけど……長々とおつきあい、ありがとうございました」
さ:「疲れました」