アマゾンの奇怪なる売人たち(連載その3)。 | リトル・プーリームのプラスティック・スリル・ブログ

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テレビの低級化に抗し、マジで音楽を憂い、予言蔓延する世に悩み、
焦り多き家庭に困り、後悔伴う仕事に苦しみ、レーザー的に精密な
日本語の駆使に迷う中年男の見込み違いとニガリきった日々のアレコレ。


有吉弘行が、ラジオで、「リュウジロウ、キ」、「リュージロゥ、キ」と繰り返し言うから、何かと思ったら、自分の名「ありよしひろいき」を早口で言っているのだった。

「リュゥジロゥ、キ」にしか聞こえない……

自分の名前を言うときに、聞き取ってもらえないという経験は、多くの人がしているとおもうが、それは、生まれてこのかた、自分の名前を何万回と繰り返していくうちに、それがひとつづきの呪文のようになってしまっているからである。それは、自覚されないままクセのついたコトバになっており、初めて聴く人にとってみれば、え?何いってんの?ということになる。


竜二郎は、有吉の別名ではない、という、ただの雑談。


さて、

『すべてはモテるためである』(二村ヒトシ著、イースト・プレス)という面白い文庫があって、これは、お前がモテないのはキモチワルいからだ、まずはそのキモチワルさを消してイイ人になることから始めろ!という内容の良書なのだが、この解説は上野千鶴子が書いており、付録の対談では、著者と新進気鋭の哲学者・國分功一郎が語りあっているという、なかなか豪華な中身の本だった。


ただし、定価は700円という微妙な?値段である。

が、まあ納得のうえ、新品で買っちゃえばそれで済む。


ところが、これがamazonじゃあ、現在5点の「中古本」が出品されており、すべて定価よりも高いのである。バカバカしい話ではないか??

ここに奇怪な売人たちが、勢ぞろいしている観がある。


・\1,180 ほぼ新品 NetApple
・\1,500 非常に良い fatpepper
・\1,500 ほぼ新品 TOTAL PACKAGE WEB
・\1,905 ほぼ新品 あじさい書店 (真心込めて丁寧に)
・\1,980 ほぼ新品 fan Book


定価の700円出せば、いつでも買える。では誰が、わざわざ古本を選ぶのか?
もし仮に、倍以上の値段で中古を選び、しかも型落ちで、上野千鶴子の解説も國分功一郎の対談も付いていないバージョンが、手に入ったとしたら、いったい全体何が嬉しいのだろうか?
そのことがオレには良く分からない・・・

というわけで、さらにリサーチを進めてみると、上のうち、NetApple と fatpepper という出品者はまったく同一人物であることが分かった(大阪府泉大津市内の同一の住所)。
たったこれだけのことからでも、世間でおかしなことをしでかすヤツというのは、さらに複雑な不審者的挙動をしがちだということが窺い知れる。要するに、キモチワルイ!のである。

『すべてはモテるためである』という本は、キモチワルい奴はモテない!と断じているのだから、この古本を高値で売ろうとする連中のキモチワルさ・ブキミさは、とうてい尋常ではありえない。