秋元康の恋愛本(・ω・)? | リトル・プーリームのプラスティック・スリル・ブログ

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テレビの低級化に抗し、マジで音楽を憂い、予言蔓延する世に悩み、
焦り多き家庭に困り、後悔伴う仕事に苦しみ、レーザー的に精密な
日本語の駆使に迷う中年男の見込み違いとニガリきった日々のアレコレ。


いやはや、

なんか、本を良く買うので、

何百冊と積もり、

山となり、

ときには崩れ、

しかし、整理すると、「この本はこのあたり、あの本はあのあたり、よしOK」

といった精密な地理的記憶が、一挙に破壊されてしまい、

好ましくない、のであって、

だから、本を整理してはならない、という信念がある。

俺なりのね。

……

だがともかく、目下、

不本意ながら、整理・処分の必要に迫られ、「捨てる」作業を進めている。



AKB48で有名に、さらに輪をかけて有名になった、

秋元康(秋本康ではない)の書いた、数々の恋愛関連エッセイ

というのが書店の一角を占めているが、

まあ、黙殺してきた。

無視というか、無価値という判断で。



しかしながら、俺も本を良く買うので、

たまに(それ目当てではなく、ついでに)買ってしまい、そして、

『恋の知恵本』(挿絵・辛酸なめ子)が手もとにあるので開く。

海竜社という出版社は、珍しい。

パラパラめくるのには楽しいが、じっくり読むとまるで馬鹿馬鹿しい。

あくまで「じっくり」読むと、ね…



たとえば19ページ付近に、

「みんなが欲しいものを、真っ先に取るという行動を人は許さない」
「社会性がないということは、敵を作りやすいし、まわりの協力も得にくくなります」

まあなるほど、と思う。

が、82ページには、

「本当に自分が欲しいものを、まわりの目なんか気にせず食べられる。そういう女性が最終的に幸せになれる人なんですね。」

ん…なんじゃこれは。

いやね、パラパラと、この82ページだけを、目に留めて読むぶんには、なるほどと思うかもしれない。

しかし全体の主張というものを、「流れ」を踏まえて把握するときには、

これどういうこと!?矛盾だろ!と不信感を抱かされるわけで、

その後はその人の書いた本など読まなくなる。

(あるいは、心かき乱されて、さらにどうすればいいか、迷いを深め、ますます著者に依存することもありえますがね…)

整合性に問題ある頭脳の持ち主という評価が下るわけだ。

(とろろどころ拾い読みするぶんには、お気楽な時間つぶしにはなるのだが……)

「捨てる」作業のヒトコマである。