あたたかい春。

満開の桜を見ながら、ビール片手にほろ酔い気分!!

なんて、想像しただけでも最高に幸せな気分になれますね。

 

アルコールのカラダへの影響

 

お酒を飲み、体内に入ったアルコールは、小腸で吸収されて血管に入ります。

血液を通じて全身をめぐり、いろいろな臓器に影響を与えます。

全身をめぐったアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドなどに分解されます。

分解する酵素には個人差があり、働きの弱い人の場合は、

少量の飲酒でも体調が悪くなることもあります。

またアルコールの分解は、年齢性別なども影響します。

 

 

健康に配慮した飲酒のポイント4つ

 

✔自分の飲酒状況を把握しましょう。

まずは自分がどのくらいの量をどのくらいの頻度で飲酒しているか、状況を知ることが大切です。

問題飲酒がないかを、10問で把握できるAUDITという簡易テストがありますので、やってみるといいでしょう。

✔あらかじめ飲む量を決めておきましょう。

飲み始める前に、今日はどのくらいの量を飲むか決めておくと飲みすぎを防ぐことができます。

✔食事や水を摂りながら飲酒しましょう。

食事や水を一緒に摂ることで、体内のアルコール血中濃度が上がりにくくなり、お酒に酔いにくくなります。

食事中ののどの渇きは水で潤し、アルコールの摂取量を抑えましょう。

✔休肝日を設けましょう。

仕事後の解放感から、ついつい毎日飲んでしまう人も多いかと思いますが、私たちが体を休めたいのと同じで、肝臓にも休息が必要です。

週に1~2日の休肝日を設けましょう。

 

 

さいごに

 

お酒の席は、人とのコミュニケーションもつながり、楽しい場でもあります。お酒を長く楽しむためにも、健康に配慮した飲酒の習慣について考えてみましょう。  (文:つぐみ)

 

 

 

参考

 

 

健康に配慮した飲酒に関するガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37908.html

AUDIT

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-021.html

アルコール換算表

https://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/dl/100222i.pdf