みなさんは、健康診断で視力検査を受けていると思いますが、

眼底検査は受けたことがありますか?

3/10~3/16は、世界緑内障週間です。

緑内障の啓発のためのイベントとして、ライトアップinグリーン運動が行われます。

 

 

どんな病気?

 

緑内障は、眼圧が高くなることにより視神経が傷つけられ

見えにくくなったり視野が欠ける病気です。

私たちはふだん両目で補いあって”もの”を見ているので、

症状が少ない時は、視野が欠けていることに気がつきにくいです。

一度傷つけられた視神経は再生されず、自覚症状がないうちに

10年20年かけてゆっくり視野が欠けていきます。

 

 

 

眼底検査を受けよう!

 

検査機器の発達により早期発見が可能になりました!!

会社の健康診断に眼底検査が含まれている場合は、ぜひ受診してみてください。

メガネやコンタクトレンズを作るときや、

目ヤニ、ドライアイなど、目の不調で眼科を受診するときなど、

ついでに緑内障のリスクについても質問してみましょう。

 

 

もし緑内障と診断された場合は?

 

日本では40歳以上の20人に一人

60歳以上では10人に一人が、緑内障だといわれています。

患者さんの数が多く、日本の中途失明の原因第1位といわれると怖い病気のように感じますが、

実際の失明率は低く、早期発見して、適切な治療を受けていれば

視力を失わずに生涯を過ごすことができるといわれています。

視野欠損の進行を止めるため、眼圧を低く保つことが必要ですので、

定期通院を継続しましょう。         (文:つむぎ)

 

 

 

参考

 

日本眼科医会

https://www.gankaikai.or.jp/health/56/

世界緑内障週間

https://www.ryokunaisho.jp/light_up/static/wgw