生物は進化の過程で絶えず環境中の有毒物質に晒され、自分を守るための方法を身につけてきている。7,80年前くらいにはその仕組みが知られるようになり、その1つに科学的な異物を無毒化して体外に排泄する役割の酵素が発見されている。
排泄とは〜いつもながら腎臓、腸、肺、皮膚という4つの排泄器官のことは常々言っていることであるが、そもそも体には解毒というプロセスの中で毒素や有毒になりうるような有用な物質を適度なレベルにして体内の科学的バランスを保つ肝臓の働き抜きには語れない。これがしっかり機能して腎臓、腸などは排泄機能の役割が果たせる。
この解毒プロセスがしっかり機能するためには、姿勢、筋肉、靭帯の緊張度、骨格の歪みなどの体を支え、内臓を保護している身体構造を無視することはできない。構造というと堅苦しいが、体の作りをもとの設計通りに戻してあげること。日々の運動療法として操体法はおすすめです。