河合隼雄「こころの処方箋」(1998)新潮社



最近読んだ本で、多くの人におすすめしたい本です。


コラム集のような構成で、1章1章は短く読みやすい本です。


マジメも休み休み言えとか、「耐える」だけが精神力ではないとか、生きる上で何かヒントになるような話が55章の話となってまとめられています。


そういう考え方もあるな〜って参考になるものもあるし、自分が体験から感じた考え・感情と合致して、言語化の助けになると感じるものもあります。



著者である河合隼雄さん(1928ー2007)は、日本におけるユング派心理学の第一人者で、臨床心理学者です。


大学時代、教員免許獲得のためのカウンセリングの授業を取ってました。

その授業は内容も教授もユニークな楽しい授業で、自分はその教授の考え方が素敵だな〜って思ってました。

そんな素敵な教授が河合さんをリスペクトしていたのを思い出し、古本屋で見かけたこの本を買いました。



内容に関して全く前情報がなく突発的な購入でしたが、買ってよかったと思います。


ぜひ読んでみてください。