先日、すごく久しぶりにお笑い向上委員会を観ました。芸人さんってやっぱ面白いですね、小梅クイズのくだりが特に面白かったです。

 基本的にお笑い芸人さんしか出演しないので、芸人さんのかましまくる感じがいつも面白いなと思うんですけど、同時に、中の芸人さんからしたらもうサバンナくらい食うか食われるかのサバイバルな感じの大変な番組なんだろうなとも思ってしまいます。

 

 そんな番組を観て感じたことなんですけど、この番組の中で、ラッセンが好きの永野さんが、

「ひな壇がタレント化してる。スタッフの顔なんて窺うな、芸人なら目の前の笑いを取りに行け。笑いに全振りしろ」

 的なことを言いながら、バラエティのルールを無視したようなボケをかましていました。

 

 それを観て、なるほどな〜って感心したんです。

 

 たとえ周りの人から冷たい目で見られようとも、ただ自分の目の前の人だけを笑わせることだけを考えて振る舞うっていうのは、確かに1つの在り方としては悪くないな、、、。

 そして、これは芸人さん以外にも言えることかもしれんな、、、。

 って感じました。

 

 突き詰めたというか、尖ったというか、そんな感じの在り方。大衆ウケなんて考えず、自分の手が届くだけの狭い範囲に対して価値を発揮するような姿勢で仕事をする。

 そんなのもあるんだなって思いました。

 

 王道的な価値発揮 ー芸人さんで言えばメディア露出を増やして不特定多数を笑わせる事であったり、サッカー選手で言えば試合に出て数字の結果を残すことであったりー をするのが理想なんですけど、それは簡単なことじゃない。

 何より、その王道的なやり方しか価値発揮の仕方がないと思っちゃうと、結果が出せてないうちは自分が全く価値を発揮してない、つまり無価値ってことにもなり得ちゃうじゃないですか。

 だから、価値を発揮できてない状態で長くいるよりは多少の批判も覚悟して、狭い範囲だけに供給していくような姿勢もアリだなって。

 

 もちろん、社会的に大きな存在、影響力のある存在になるのであれば王道的なやり方で価値を発揮する、発揮できるように長い時間をかけて(短時間でできるようになる人もいる)日々積み上げることが大事だと思います。

 狭い範囲での価値発揮は、言ってしまえば範囲外の人たちを無視することでもあるので時に範囲外の人からの風当たりが強くなったりして、いろんな人を巻き込んだ大きく長期的なものにはなりずらいと思うので。

 

 ただ個人的な話、自分自身のプロサッカー人生は長くないと考えているので、そんな俺は尚更価値を発揮してる時間が長い方が良いんじゃないかなって感じました。

 じゃあこれからどうやって価値を出してくのっていう実践の話はまた今度考えようと思います。

 実行に移すっていうのはやっぱり大変なことなので、だらしない自分はゆっくりできる時にやっていきます。

 

 とりあえず今回はこんなことを思いましたって話。

 皆さんはどう思いますか。

 

 もしよろしければコメントください。

 

 それでは。