毎年この時期になると、東日本大震災の時、鎌倉駅前でビルが大きく揺れしなったのを見たことを思い出します。

でも、大地震時には躯体の被害もさることながら、設備の被害も深刻です。

 

私は、東日本大震災から1ヶ月後に、同僚のマンション管理士と浦安に被災の調査に行き、あるマンションの管理組合理事長様に被害状況を伺いました。ご存知のように浦安は液状化現象が酷く、そのマンションは建物と地盤が40~60センチ乖離していました。その結果建物と地盤の間の排水管が破断し、お伺いしたときは仮設排水管で復旧したばかりの状況でした。

 

排水管が破断したら水があっても部屋のトイレ、洗面、お風呂等は流せません。中でもトイレは大問題で、非常用仮設トイレ等が有れば良いですが無い場合は困ってしまいます。

 

この場合、設備側の対策としては建物と地盤の間の排水管に可撓管を入れるのですが(給水管は大凡入っています。)、余り実施しているマンションは無いように感じます。

ただ、建物と地盤が60センチも乖離しては地震用可撓管の偏心量でも耐えられないだろうと思います。

 

近年地震発生の確率が上昇の一途です。液状化の恐れのある地域のマンション様はマンションの排水管図面で可撓管の有無を確認されたらいかがでしょう。

 

ユーチューブに液状化現象の実験がありました。興味のある方はご覧下さい。