liverpoolfc.comより。

 

「正直に言うと、僕の世界はバラバラになったんだ。」

 

トム・ブリューウィットは、2017年にアカデミーをリリースされたことが、リヴァプールでの自身の旅の終わりになると考えていました。

 

「アレックス・イングルソープと話をしたんだけど、僕の契約は更新されないから、他のクラブを探すのがベストだって彼に言われたんだ。」とブリューウィットは当時の会話を思い出します。

 

「僕はワッと泣き出すだけでね。ひどく落ち込んだよ。U10チームのドレッシング・ルームに閉じこもったよ。見上げるとジェイミー・キャラガーの写真が僕のことを見ていてさ。僕のアイドルだよ-もう最悪な出来事の組み合わせだったね。」

 

「だけど多分、僕にとって最高のタイミングだったんだ。あれ以上ここに残っていたとしたら、僕のキャリアにとっては良くなかったんだろうと思うよ。だから、最終的には僕にとって正しいことだったのさ。10年後にそうなっていたら大変だったね。」

 

精神的にひどく落ち込んだブリューウィットがそれを知らなかったのは間違いありませんが、少年時代を過ごしたLFCとの関係の終わりではありませんでした。

 

彼は現在、リーグ2のモアカムに所属するプロ・フットボーラーになりたいという自信の願いを考えることができました。しかし、その他ではコーチング・キャリアに目を向けた将来の為の計画を立てています。

 

そして、リヴァプールはその探求を手助けすることを嬉しく思っています。

 

現在、UEFAコーチングバッジの取得を目指している23歳のブリューウィットは、カークビーのアカデミーでU18チームを支援する為に休日を惜しみなく犠牲にしています。

 

元ミドルズブラとAFCフィルドのディフェンダーが詳しく語ってくれました。

 

「僕の休日-水曜日、それと火曜日と木曜日の夜-にここに来るんだ。主に水曜日はU18チームにはバリー・ルータスとジョナサン・ロビンソンがいて、僕もU18チームでコーチングするんだ。」

 

「ディフェンダーとミッドフィルダー、アタッカーに分かれる時には、僕はよくゲームのディフェンス側を受け持っているね。ディフェンダーたちをコーチして、アカデミーを通じて僕が学んできたことを少しでも彼らに伝えようとしている。それとユースチームのフットボールからファースト・チームのフットボールに移る際に必要なこととは違う一面を教えるんだ。」

 

「5年後なのか10年後、15年後になるのか分からないけど、引退する決心をした時に間違いなく就くことになる仕事だろうね。」

 

「アカデミーには必ず還元したいって思っているよ-僕に仕事があれば、諸手を挙げて引き受けるさ!」

 

「スティービー(ジェラード)はね。僕がレベル2を取得しようとしている時にUEFA Bライセンスを取ろうとしていたんだ。僕たちは2人とも当時U15チームでコーチを務めていたトミー・カルショウと一緒に仕事をしていたんだ。」

 

「スティービーは僕に言ったよ。“今すぐそれを取得しろ。お前がやりたいと思っているなら、俺がやっているようなことはやるな。俺は最後まで待って、考えてしまった。だから、今になって急いでやる必要があるんだ。今すぐやれば、お前なら取得できるし、必要な時にいつでも仕事に就くことができるぞ。”ってね。」

 

ブリューウィットの考えでは、カークビーほど若手が開花することができる環境はありません。

 

選手としてのブリューウィットの時間は、10歳の頃にここに加入し、シニア選手たちの極近くへと進んでいきました。

 

 

「10歳の頃は明るい目をしていて、実際にあるものがすべての栄光の為にあるように見えるものさ。」と彼は振り返ります。

「成功しようと人生の毎日を頑張ってきたけど、突破口ってのはなかなかなかったね。」

 

「当時はブレンダン・ロジャースの下に入ってやろうっと思ったし、かなり近づいてもいたんだ。ファースト・チームのスカッドと一緒にアーセナル戦に向けて遠征したし、リヴァプールを代表できるような素晴らしい経験をいくつかできたよ。」

 

「正直に言って、それが大好きだったよ。クラブを代表することが大好きだった。4歳の頃からサポートしてきたクラブだからね。そこで過ごした10年間は信じられないほどのものだったよ。」

 

トム・ブリューウィットという名前をご存知でしょうか?

 

かつてリヴァプールのアカデミーに所属し、Meet the Academyでも紹介されたことがあり、当ブログでもご紹介しています。

 

しかし、リヴァプールでは大成することなく、2016年夏に一旦フリートランスファーとなった後、何故かリヴァプールと再契約しましたが、2017年夏にまたしてもフリートランスファーとなり、クラブを去っています。

 

リヴァプールを去った後はミドルズブラに加入しましたが、ボロのU23チームで1シーズン過ごした後、2018年夏にAFCフィルド(ナショナル・リーグ)に加入、2019年夏にはモアカム(リーグ2)に加入しています。
どこも1年契約だったようで契約満了のたびに無所属→次のクラブに加入を続けており、モアカムも今年6月末で契約を満了していて、現在はフリーとなっています。

 

という感じで選手としては大成しそうな気配はゼロの感じはしますが、おそらく本人もそれを感じているのでしょう。
現在はコーチング・キャリアを視野に入れた動きも見せているようです...が、その一環でリヴァプールのアカデミーでも働いているとは思いませんでした。

 

彼が今後どういった道を歩んでいくのかは分かりませんが、選手としてのクオリティを持たなかった者でも優秀な指導者になった人はいくらでもいます。
今のリヴァプールの監督も言ってみればその部類ですね苦笑

 

もしかしたら、何年か後には彼も正式にリヴァプール・アカデミーのコーチとしてフルタイムで働いているかもしれませんし、子供の頃からサポートしてきたクラブにそういう形で関わることができれば、それはそれで夢のあることのようにも思います。

 

 

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