Premier League 19-20 第32節
Manchester City

4

3-0

0

Liverpool
1-0

デ・ブライネ(pen)

スターリング

フォーデン

チェンバレン(og)

25

35

45

66

 

 

 

Manchester City
  31 エデルソン
  02 ウォーカー(73分→カンセロ)
  50 エリック・ガルシア
  14 ラポルト(79分→オタメンディ)
  22 メンディ
  16 ロドリ
  08 ギュンドアン
  47 フォーデン
  17 デ・ブライネ
  07 スターリング(79分→ベルナルド・シウバ)
  09 ジェズス(58分→マフレズ)

 

Liverpool
  01 アリソン
  66 アレキサンダー=アーノルド(76分→ウィリアムズ)
  12 ゴメス(46分→オックスレイド=チェンバレン)
  04 ファンダイク
  26 ロバートソン
  03 ファビーニョ
  14 ヘンダーソン
  05 ワイナルドゥム(62分→ケイタ)
  11 サラー
  10 マネ(85分→ミナミノ)
  09 フィルミーノ(62分→オリギ)

 

前節から変更はなし。
ベンチには、アドリアン、ウィリアムズ、ミルナー、ケイタ、オックスレイド=チェンバレン、ジョーンズ、エリオット、南野、オリギが入りました。
なお、ロヴレンは打撲によりスカッド外となっています。

 

 

試合前のピッチ入場時、マンチェスター・シティの選手、スタッフはguard of honourを行って、優勝を決めたリヴァプールの選手たちを拍手で迎え入れてくれました。

 

 

 

 

内心は忸怩たる思いはあるはずでしょうけど、適切な形で優勝チームに敬意を払ってくれました。

今のリヴァプールがあるのは彼らの存在があればこそ、という一面もあるでしょうし、敬意を払うべきライバルだと言えますね。

 

 

さて、試合はというと、優勝を決めて浮かれた気分に冷や水を浴びせられたような結果になってしまいましたね。

 

前半は互角の勝負が展開されていましたし、どちらかというとレッズの方が決定機を作る回数は多かったです。
シティの最終ラインのギャップを狙って、度々その背後を突いては決定機を作っていましたし、何度もシティのゴールを脅かしてはいました。
ただ、最後のところで相手の懸命な守備やこちらのミスで決め切ることはできていませんでした。

 

こういう“決めるべきところ”で決めておかないと、後で痛い目に遭う、というのはフットボールあるあるですが、この試合もまさにそんな感じでしたね。

 

スコアが動いたのは前半の中頃。
長めのスローインをボックス内で受け、仕掛けてきたスターリングをゴメスが倒してしまってペナルティを与えると、これをデ・ブライネに決められて先制を許してしまいます。
ゴメスは少々ファウルを誘われた感が無きにしも非ずですが、スターリングが巧かったですね。

 

 

その10分後にはカウンターからスターリングに決められて更に失点。

全体的に前に出ていたところだったので、守備の体制を整える余裕を与えてもらえませんでしたし、ポジション的にスターリングに相対することになったゴメスも最後は揺さぶられて態勢を崩してしまいましたが、ここも相手が上手だったように思います。


前半終了間際には完全に崩されてさらに失点。
ボールを持っていたフォーデンに向かって前に出て行ったロバートソンが空けたスペースをフォーデンに突かれてしまった訳ですが、ロバートソンとしては待ち構えることでフォーデンに好き放題やられるのを恐れたのかな?という気もしますし、ヘンダーソンがボールを狩りに前に出て躱されてしまった結果でもあるので、ロバートソンだけを責めるのは可哀想かな~という気はします。

 

最初の失点はともかくとして、2つ目3つ目は同点を目指して少し無理をした結果、できてしまった綻びを突かれた印象はあります。
多少焦りがあったのかもしれませんが、マンチェスター・シティほどの相手だと、そういう隙を見逃してはくれませんね。

 

ハーフタイムでクロップは、おそらく2枚目のイエローカードを恐れてゴメスを下げてオックスレイド=チェンバレンを投入し、ファビーニョをセンターバックに、ヘンダーソンをアンカーに配置して反撃を狙いました。

 

とはいえ、前半で3失点を食らい、歯車が狂ってしまった状態を立て直すことはできず、後半45分では前半ほどの決定機は作ることはできませんでした。チャンスがなかった訳ではないんですがね。

 

66分にはまたしてもカウンターから失点。
スターリングが放ったシュートは枠外だったと思いますが、全力で戻ってきたオックスレイド=チェンバレンが出した足が軌道を変えてゴールネットを揺らす結果となりました。

 

4失点目の少し前にはオリギやケイタも投入していましたが、これもあまり機能せず。
終盤にはネコ・ウィリアムズや南野を投入しましたが、こちらは“とりあえず1点返そう”という意図があってのものではないように見えました。ネコには良い経験になったと思いますけどね。

 

 

結局、最後までゴールを決めることはできず試合終了。
優勝を決めた後の最初の試合は予想外の大敗となってしまいました。

 

おそらく、選手たちにはそんなつもりは微塵もなかったでしょうし、質問されてもそんなことはないと言うでしょうが、30年ぶりのリーグ優勝という偉業を達成した後で、弛緩とまでは言わないまでも、どこかしらスイッチが入らないまま試合に臨んでしまった可能性は否定できません。

 

対するシティは昨シーズンのチャンピオンとしての意地とでも言いましょうか。しっかり高いモチベーションを保って試合に臨んでいたように思います。シーズンダブルは食らってたまるかという気持ちもあったでしょう。
大差でリードした後もグアルディオラがしっかり手綱を締めて、選手たちが気を緩めることのないようコントロールしていましたね。

 

まぁ大差で負けた後で“優勝決めておいて良かったね”という気もしますが、多分優勝が決まっていなかったらこんな試合にはならなかったとも思います。
ともあれ、勝ち点の記録を狙うかどうかはともかくとして、今シーズンはまだ6試合残っています。
再開したリーグを何とか7月末までに終わらせる為にここからは超過密日程が続きますが、優勝チームとしてはあまり不甲斐ない試合を続ける訳にはいかないでしょう。

 

次節はホームのアストン・ヴィラ戦。
降格圏内にいる相手ですし、リカバリと準備の為の十分な時間があるとも言えませんが、できる限りの準備をして、しっかり結果を残して仕切り直しといきたいところですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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