liverpoolfc.comより。

 

木曜日の夜にリヴァプールがプレミア・リーグ・タイトルを獲得した後、ユルゲン・クロップはシンプルでありながら強調されたメッセージを送りました。“これは君たちの為のもの。”

 

Q.リヴァプールがチャンピオンとなった後、ご自身の感情を要約できますか?

 

「いいや。残念ながら無理だよ。改めて自分の気持ちを話し始めたら、また泣き始めてしまうだろうし、それじゃ本当にマズいよね!完全に想いが溢れてしまっているよ。分からないね。あらゆるものが混ざり合っているというか-ホッとしたし、ハッピーだし、誇りにも思っている。あの子たちのことをこれ以上ないくらいに誇りに思うよ。今夜一緒に試合を観たんだが、優勝が決まる可能性があることは分かっていたが、決まらなかったかもしれない。我々には分からないことさ。我々はフットボールをやりたいし、再びプレイできることを本当に嬉しく思っているんだ-それであの瞬間が来た時は純粋に爆発したね。試合の最後の5秒間をカウントダウンした時、審判は我々よりも少し長くカウントダウンしたもんだから、さらに2、3秒過ぎるのを観なきゃならなかったね!純粋なものだった...それを言い表すことはできないね。本当にね。本当に素敵な瞬間だったよ。その直後にはすっかり空っぽになってしまってね-信じられないし、自分がそう感じた瞬間の自分には本当に満足していなくてね。だけど、現時点ではちょっと色々ありすぎるかな。まぁ大丈夫。誰も心配しなくていいよ。こんなことは夢見ることはできなかったし、正直に言って、昨シーズンまではそんなことはなかったよ。3年前、1年前は我々はあと一歩だった。本当に惜しくて...あの子たちがこの2年半でやり遂げてくれたことはとんでもないもので、彼らが見せてくれた一貫性は文句なしに驚くようなもので、誰にも負けないものさ。正直なところ、どうやってそれをずっとやって来ているのかまったく分からないよ。昨晩はとても良い例だろうね-スタジアムが満員で誰もが“リヴァプール!”とか何とか絶えず叫ぶような試合をやってくれた。ワンダフルな瞬間だって私には言えるね。」

 

Q.チェルシーvsマン・シティの一戦は皆で一緒に観戦したんですね?

 

「他の選択はなかったよ。今朝、我々はそのことを考えて、何かしなきゃならないだろうけど、義務ではないとも思った。選手たちは少し運転しなきゃならないし...で、私は“いや、義務付けなきゃダメだ。皆がその場にいなきゃだめだ。”って言ったんだ。私の方が経験があるんだが、家にいて1人で試合を観ていては、残りの人生でそのことを後悔するってことを知っているからね。それで我々は一緒にここに来た訳さ。これは我々がはしゃぐ機会だし、我々が毎日一緒にいる人たちがはしゃぐ機会さ。我々全員が週に2回検査を受けているし、もう一度トレーニングすることもできるから大丈夫だよ。素敵な瞬間だね。これを共有することは素晴らしいことだが、我々は世界中の皆とも共有している。我々はここにいて、皆もそれぞれの場にいるが、我々は皆一緒なんだからね。私のメッセージはこうだ。これは君たちの為のものだ。本当に君たちの為のものだ。皆にはそう感じてもらいたい。昨晩もそれを目にしてくれたらとは思う。昨晩だけじゃないんだが、久しぶりに昨晩また目にしてくれたと思う。これはとても大勢の人の為のものだ。ケニー・ダルグリッシュとグレアム・スーネスは別のインタビューで私に話してくれたんだが、我々のことを彼らは間違いなくとてもポジティブに捉えてくれていたよ。素晴らしいことではあるが、彼らのおかげでもある。このクラブは彼らが成し遂げてきたことの下に築かれているんだからね。もちろん、シャンクリーやペイズリー、フェイガン、その他の皆の上に築かれているんだ。だが、こうした選手たちも...スティーブン・ジェラード-過去20年間のこのクラブはスティービーの足の上に築かれているんだ。彼は肩にかかるあらゆるプレッシャーを背負わなくてはならなかったんだが、彼がやり遂げたことは並外れたものだったよ。彼にもこのタイトルを届けられることは本当に嬉しいね。あの子たちはこのクラブの一員であることを愛しているし、このクラブの物語や歴史の一部になることを愛している。歴史への対処の仕方や過去2年間の歴史の活かし方を学べたことはとても素晴らしいことだね。本当に凄いね。」

 

Q.30年間待ち続けたことに終止符を打った意義は何でしょう?

 

「君の方が私よりよく知っているよね!30年前...30年前だろ...私は23歳だったが、正直に言って、リヴァプールがタイトルを獲得することなんかあまり考えちゃいなかったよ!その為のスキルだって持っていなかったしね!で、30年後、私はここにいて、私の下にいる素晴らしいスタッフのおかげさ。アンビリーバブルだね。今夜は君だって皆と一緒にそれを観ているんだ。レイ(ホーガン)が組織的な面でやってくれたこと、モナ(ネマー)が食事面に栄養学的なものを与えてくれたことはどれもアメージングさ。コルニー(アンドレアス・コルンマイヤー)がフィットネスレベルでやってくれたことも凄いし、ペップ・ラインダースがこのゲームに組み込んでくれたこと、この短期間で我々のプレイには彼の魂がたくさん注ぎ込まれたんだ。アンビリーバブルだよ。それとペテ(クラビーツ)...ワォ...なんていうか...もう感謝し切れないよ。ヴィトール(マトス)なんて来てから、1試合しか負けていないんだからね。アンビリーバブルだよ。ユースの選手たちは、ネコ・ウィリアムズはこの瞬間だとかポジションだとかもなかっただろうし、カーティスやハーヴェイや今はレイトンが来て、ジェイク・ケインも来ているが、ヴィトールがここにいなかったら、彼らのこのポジションはなかっただろう。ジョン(アクターバーグ)とジャック(ロビンソン)と毎日一緒に仕事をするのは楽しいものさ。ダニエレの為のものでもある。3ヵ月半か4ヵ月は会えていない私の個人秘書なんだが、彼女は仕事に大忙しでとても苦労しているんだ。これは皆の為のものさ。アメリカにいる我々のオーナーのマイク(ゴードン)やトム(ワーナー)、ジョン(ヘンリー)の為のものでもある。他の人たちには伝えられていないんだ。私のところには20くらい電話が来ていて、おそらく彼らもそうだろう。今のところ彼らのところに電話できていないからね。ともあれ、これは皆の為のものさ。彼ら皆がそこにとても力を注いでいるんだ。私は幸運なヤツさ。この瞬間にこの席に座っていられて...この物語の一員になれているんだ。信じられないくらい素晴らしいね。」

 

クリスタル・パレス戦の翌日に行われたチェルシーvsマンチェスター・シティは2-1でチェルシーが勝利しました。
両チーム互角に渡りあったレベルの高い好試合でした。
鮮やかなカウンターからのプリシッチのゴールもデ・ブライネの超絶フリーキックも素晴らしかったですが、シュートをハンドで阻んでしまったフェルナンジーニョの一発レッドに加えてPKを決められてマンチェスター・シティは万事休すといった感じでしたね。

 

かくして、リヴァプールは悲願のプレミア・リーグ優勝を決めました。自分たちの試合で結果を残して、優勝を決めたいという思いがなかった訳ではありませんが、まぁ決まる時っていうのはこういうものですかね。

 

パレス戦の後の記者会見では、チーム一緒に観るとか俺は知らないよってスタンスだったクロップですが、メルウッドでしっかり皆で試合を観ていたようです。まぁそりゃそうですよね笑

 

 

 

アンフィールド周辺でもこの大騒ぎだったようです。

 

 

気持ちは分かります。

本当に痛いほど分かりますが、かなり心配です。

クロップが言うように選手やスタッフは週に2度の検査を行っているので多分大丈夫かなって気はしますが、サポーターの皆さんは違いますからね...

 

さて、総括はシーズンが終わった時点で改めてするつもりですが、昨シーズンと同じかそれ以上のレベルを維持して勝ち点を落とすことなく戦い続けることは想像を絶する大変さだったと思います。
2020年を迎える前後あたりからは、ほぼ優勝が決まりと言われ続けた中でも結果を残し続けることは、精神的にも相当厳しかったと思います。

 

皆おめでとう。そして本当にありがとう。
サポーターの皆さんもおめでとう。

 

とはいえシーズンはまだ試合が残っています。
この先はある程度個人の記録も見据えつつ(サラーの得点王とか気になるものは色々ありますね)も、来シーズンも考えた戦い方をするかもしれませんし、勝ち点の記録を目指して最後まで全力まで行くかもしれません。

 

個人的には若手や南野のチャンスが増えると良いなと思っています。

 

 

おひとつ応援のクリックお願いします。モチベーション上がります。
また、コメントやいいねも絶賛受付中です。モチベーションがググッと上がります。
    ↓↓↓
にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村


Twitterしてます→こちら