Premier League 19-20 第27節
Liverpool

3

1-1

2

WestHam
2-1

ワイナルドゥム

 

 

サラー

マネ

09

12

54

68

81

 

ディオプ

フォルナルス

 

 

Liverpool
  01 アリソン
  66 アレキサンダー=アーノルド
  12 ゴメス
  04 ファンダイク
  26 ロバートソン
  03 ファビーニョ
  08 ケイタ(57分→オックスレイド=チェンバレン)
  05 ワイナルドゥム
  11 サラー
  10 マネ(90+1分→マティプ)
  09 フィルミーノ

 

WestHam
  01 ファビアンスキ
  52 エンガキア
  23 イッサ・ディオプ
  21 オグボンナ
  03 クレスウェル
  41 ライス
  28 ソウチェク(47分→フォルナルス)
  16 ノーブル
  08 フェリペ・アンデルソン(65分→アレ)
  11 スノドグラス(84分→ボーウェン)
  30 ミカイル・アントニオ

 

直近のチャンピオンズ・リーグから変更は1人。
ヘンダーソンに代わって、ケイタが先発に名を連ねました。
ベンチには、アドリアン、ロヴレン、マティプ、オックスレイド=チェンバレン、ララーナ、南野、オリギが入りました。
ミルナーは軽度の筋肉の問題があって、スカッド外となっています。

 

 

試合前には、かつてリヴァプールにも在籍し、先日お亡くなりになったブライアン・ジャクソンに1分間の拍手が送られました。
ジャクソンは1950年代にリヴァプールに在籍し、アウトサイド・ライト(今でいうところの右のウィンガー)として活躍した方でした。ご冥福をお祈りします。

 

 

試合はというと、こんなに苦しめられるとは正直思っていませんでした。

 

最近の多くの試合でよく見る光景でしたが、ほとんどの時間帯でレッズはポゼッションで優位に立ち、ハマーズを押し込んでいました。
レッズの攻撃をハマーズが何とか弾き返しても、セカンド・ボールのほとんどはレッズが回収できていたので、相手にカウンターを仕掛ける機会をほとんど与えてもいませんでした。

 

そして、開始9分にはさっそく先制。
アレキサンダー=アーノルドがゴールライン際から上げたクロスをワイナルドゥムが難しい体勢からヘッドでゴールに流し込んでくれました。
ワイナルドゥムのやや無理矢理なヘディングも見事でしたが、コーナーキックにもできたボールをそうせずにクロスを上げたトレントも見事でしたね。

 

 

 

 

 

 

ここまではまずまず順調な滑り出しだったのですが、その3分後にコーナーキックから失点を喫してしまいます。
ニアに蹴り込まれたコーナーをヘッドであわされての失点でしたが、この日のハマーズは徹底的にコーナーでニアを狙ってきていました。
正しくはハマーズに限らず、コーナーに活路を見出した対戦相手にはここ最近ニアを狙われ続けていて、失点に繋がらない場合もヒヤリとさせられたことが度々ありました。クロップたちにはそろそろ何らかの対策は立ててもらいたいところですね。

 

ともあれ、すぐさま同点に追いついたことはハマーズの選手たちを大いに勇気づけてしまいました。
その後もポゼッションして攻めるレッズに対して、懸命の守備からの少ないチャンスを狙ってくるハマーズという図式が続いたものの、相手選手たちのハードワークぶりは見事なものでした。

 

対するレッズの選手たちはさほど悪い訳ではないものの、妙に緩いプレイを時折見せていて、攻守にやや精彩を欠いてしまっていました。
もしかすると降格圏にいて調子のよろしくない相手に無意識のうちに油断していたのかもしれませんし、アンフィールドの観客も「そのうち勝ち越せるだろう」と思っていたのか妙に熱気の薄い雰囲気になっていました。

 

そうしたやや緩い雰囲気は、後半開始早々にレッズに思わぬ打撃を与えます。
54分、さほど鋭いとも言えないクロスをボックス内に放たれると、不思議なくらいボックス内でフリーだったフォルナルスに叩き込まれてまさかの逆転を許してしまいます。

 

さすがにマズいと感じたらしいアンフィールドの観客がにわかに熱を帯びると、その後押しを受けて、レッズは猛然と反撃に出て行きます。
そして、68分にはロバートソンが放ったグラウンダーのクロスにあわせてサラーがシュートを放つと、相手キーパーのファビアンスキがまさかのトンネル!
予想外の形ながら同点に追いつきます。

 

 

 

同点で良しとしないレッズはさらに攻勢に出ますが、ハマーズも負けじと少ないながらもチャンスを作って反撃していきます。

 

そうして81分、ゴメスが放ったシュートは相手ディフェンスに当たってしまいますが、フワリと上がったボールの元に走り込んだアレキサンダー=アーノルドがフワリとゴール前に上げるとゴール前に進入していたマネが押し込んで逆転ゴール!
ファビアンスキはトレントに対して寄せてきていた為、マネの前には阻む相手がほぼいなかったのも助かりました。

 

 

 

 

 

 

 

その後もハマーズは再度の同点を目指して、チャレンジしてきましたが、どうにか防ぎ切って試合終了。
やや自業自得の感も無きにしも非ず、といったところでしたが、苦しみながらも何とか勝ち点3をもぎ取ることに成功しました。

 

先に記したとおり、アンフィールドの雰囲気もやや穏やかな感じでしたし、その影響もあってなのか、ピッチに立つ選手たちもどことなく緩いプレイを見せていました。
まぁ今シーズンのリヴァプールの異次元の強さと相手の今シーズンの現状を考えれば、観客がそういう感じになるのは仕方がないでしょうが、選手たちまでそんな感じだったのはあまり良いことではありませんね。
もっとも、周囲に激を飛ばす選手がファンダイクしかいなかったことも一因だったかもしれませんし、ヘンダーソンかミルナーのどちらかがピッチに立っていればまた違う展開だったかもしれません。

 

いずれにせよ、どんな相手であろうと気を緩めてしまっては難しい試合になってしまうのがプレミア・リーグだということを改めて思い知った試合でした。
それでも、しっかり結果は残せましたし、この試合を糧に選手たちが気を引き締め直してもらえれば問題なしですね。

 

これで再び2位と勝ち点差は22。残り11試合ということで、あと4勝で悲願達成、というところまで来ました。
そうは言っても、難しい相手との試合は続きますし、1試合ずつ集中して臨んでいってもらいたいですね。選手たちもよく分かっているでしょう。

次節はアウェイのワトフォード戦。彼らも降格圏に沈むチームですが、それが油断して良い理由にならないのはこの試合で思い知ったでしょうし、しっかり準備して、集中して臨んで結果を持ち帰ってもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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