Premier League 19-20 第20節
Liverpool

1

1-0

0

Wolves
0-0

マネ

42  

 

 

Liverpool
  01 アリソン
  66 アレキサンダー=アーノルド
  12 ゴメス
  04 ファンダイク
  26 ロバートソン
  14 ヘンダーソン
  20 ララーナ(67分→ケイタ)
  05 ワイナルドゥム(86分→ミルナー)
  11 サラー
  10 マネ
  09 フィルミーノ(86分→オリギ)

 

Wolverhampton
  11 ルイ・パトリシオ
  05 ベネット
  16 コナー・コーディ
  49 キルマン
  19 ホニー・カストロ
  32 デンドンケル(58分→アダマ・トラオレ)
  08 ネヴェス(58分→サイス)
  28 ジョアン・モウティーニョ
  29 ヴィナーグレ
  07 ネト
  18 ジョッタ(72分→ラウル・ヒメネス)

 

前節から変更は1人。
ケイタに代わって、ララーナが先発に名を連ねました。
ベンチには、アドリアン、ウィリアムズ、ミルナー、ケイタ、ジョーンズ、エリオット、オリギが入りました。

 

ちなみにヘンダーソンはリヴァプールでの通算350試合目、マネが150試合目、ファンダイクは100試合目だったそうです。上手い具合に揃ったものですね。

 

 

そして、この試合ではクラブワールドカップ優勝チームだけ付けることが許されるバッジを付けてのリーグ戦でした。
リーグ戦はこの試合だけだそうで...個人的にはあまりバッジをぺたぺた付けるのは好みじゃないんですが、まぁこれによってユニフォームの売り上げも更に伸びるんですかね(好みじゃないと言いつつ私も記念に買うつもりです苦笑)

 

 

2019年最後の試合は本当に難しい試合でしたね。

 

前半はレッズがポゼッションで優位に立ち、相手を押し込む時間帯が多かったですが、これはむしろウルヴズがポゼッションを譲っていたことが大きな理由でした。

 

ただ、相手の陣内でプレイする時間帯が多かったとはいえ、流れの中からあまり効果的な攻撃ができているようには見えませんでした。
これはウルヴズの巧みな守備を前にレッズの攻撃が遅らされることが多かったこと、テンポの良いパス回しがあまりできていなかったことなどが理由として想像できますが、パス回しに関してはレッズの選手たちの判断がやや遅く、疲労の蓄積が影響していたように思います。
一方でウルヴズには、守備陣が良い対応を見せていたことで、シュートにまで達する決定機をあまり作らせていませんでした。

 

試合が動いたのは前半の終盤。
ファンダイクが放ったロングフィードにあわせて相手の最終ラインを突破しようと走り込んだララーナが、相手と競り合いながらボールを左サイドに落とすと、そこに走り込んできたマネが叩き込んでゴール!...のはずがララーナのハンドと判定。

 

 

 

ただ、これはVARによりハンドではなかったと判定されてゴールが認められました。実際にララーナはボールを肩に当てており、ハンドであるはずがないのですけどね。

 

 

 

 

この日の主審はアンソニー・テイラー、彼もまたあまり評価の芳しくない審判ですが、この試合でもプレミアの審判にふさわしくないクオリティを存分に発揮してくれていました。

 


ゴールの場面でもよほど誤審を認めたくなかったのか、一目瞭然の結果であるにもかかわらず、なかなか判定を覆しませんでしたしね...そもそも、何でオンフィールドレビューを行わないんですかね?ピッチ横にモニターが用意されていることを知らないんでしょうか?

 

このゴール判定までに余計な時間をかけた結果、前半にして3分のアディショナル・タイムが発生した訳ですが、これがまた物議を呼ぶような判定を生んでしまいます。

 

 

前半のアディショナル・タイムに相手のコーナーキックからの流れでレッズはゴールネットを揺らされてしまいますが、これはVARによってオフサイドと判定されノーゴールとなります。
プレミアのほぼすべてのチームが被害に遭っているであろう、あのアナログな線引きによる微妙なオフサイド判定がここでも行われたのですが、ラインを引いた映像を観てもオフサイドのようには思えませんでしたし、正直ウルヴズが気の毒に思える判定でした。
まぁそもそもテイラーが誤審をしていなければ、あるいは迅速にゴール判定していれば、あのアディショナル・タイムのプレイも起きていなかった訳ですが、それでも誰もが釈然としない判定だと言えるでしょうね。

 

勝ち点を持ち帰るにはゴールが必要なウルヴズは後半立ち上がりから積極的に前に出てきます。
レッズもウルヴズのゴールに迫る場面を作ってはいましたが、前半に比べるのその回数は少なくなりましたし、ウルヴズはその数を圧倒的に増やしていきました。

 

特に最後の10~15分はほぼ防戦一方といった感じになりましたし、肝を冷やすような場面も1つや2つではありませんでした。
幸い相手のフィニッシュの精度の低さに助けられましたが、このあたりは中1日でこの試合に臨んだウルヴズの疲労の影響もあったんじゃないかと思います。

 

お互いに疲労困憊といった中での苦しい展開が続きましたが、どうにかこうにか虎の子の1点を守り切って試合終了。難敵を相手に勝ち点3の獲得とクリーンシート達成に成功しました。

 

分かってはいたことですが、ウルヴズは本当に強い良いチームを作り上げてきていますね。
この日は何とか勝ち点3を獲得できたとはいえ、紙一重といった感は否めません...彼らはヨーロッパ・リーグでもグループ・ステージを突破していますし、プレミア・リーグでも現在7位と言えども上の2つとはほぼ差はありません。
この先も良い戦いを続けていけばトップ4入りだって不可能じゃないんじゃないかとすら思えます。

 

難しい試合になったのは、もちろんウルヴズが良い戦いをしたからですが、リヴァプールの選手たちの疲労も大きく影響していたでしょう。
ファンダイクですら、らしくないミスをしていましたし、怪我人の影響もあってローテーションも上手く行えない為、常時出ている選手たちの疲労の蓄積も結構限界に近いのかもしれません。
可能ならベンチ入りしていた若い選手を起用して、レギュラー陣の負担を軽減させたいところなんですが、さすがにこの日のような試合に彼らを出す訳にもいきませんしね。
年明けの2、3試合が踏ん張りどころかもしれません。

 

 

この日のマン・オブ・ザ・マッチにはゴメスが選ばれましたが、彼自身パーフェクトなパフォーマンスではなかったものの、再三にわたってピンチの芽を摘んでくれました。
ディフェンダーが選ばれるのは苦しい試合だったからこそでしょうが、これに選ばれるほどゴメスの状態が上がってきたことは喜ばしいことです。
ただ、彼にも負担はかかってきていますし、怪我なくこの過密日程を乗り切ってもらいたいですね。

 

さて、そんな踏ん張りどころの年明け最初の試合はホームでのシェフィールド・ユナイテッド戦です。
ここもウルヴズのすぐ下に順位をつけるチームとして侮れない相手です。厳しい日程でリカバリするくらいしか時間はありませんが、可能な限りの準備をして臨んでもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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