Premier League 19-20 第19節
Leicester City

0

0-1

4

Liverpool
0-3
 

31

71

74

78

フィルミーノ

ミルナー(pen)

フィルミーノ

TAA

 

 

Leicester
  01 シュマイケル
  21 リカルド・ペレイラ
  06 エバンス
  04 ソユンチュ
  03 チルウェル
  25 エンディディ
  15 ハーヴィー・バーンズ(58分→オルブライトン)
  26 プラート(72分→アジョセ・ペレス)
  08 ティーレマンス
  10 マディソン(76分→チョードゥリー)
  09 ヴァーディ

 

Liverpool
  01 アリソン
  66 アレキサンダー=アーノルド
  12 ゴメス
  04 ファンダイク
  26 ロバートソン
  14 ヘンダーソン(82分→ララーナ)
  08 ケイタ(70分→ミルナー)
  05 ワイナルドゥム
  11 サラー(70分→オリギ)
  10 マネ
  09 フィルミーノ

 

直近のクラブワールドカップから変更は1人。
オックスレイド=チェンバレンに代わって、ワイナルドゥムが先発に名を連ねました。
ベンチには、アドリアン、ウィリアムズ、ミルナー、ララーナ、シャキリ、ジョーンズ、オリギが入りました。

 

 

もっと難しい試合になるものと思っていたんですが、意外な大差がつきましたね。

 

今シーズン好調なレスターは、試合前の時点でリーグ2位につけており、アンフィールドでの対戦でも苦しめられた相手でしたが、この試合では何かレスターが“首位攻防戦”というシチュエーションに変に気負ってしまったように見えました。
スピード感溢れる速攻を狙ってきたレスターですが、そんな気負いからかミスが多く、それに乗じたレッズは序盤の10分前後の時点でいくつも決定機を作れていました。
ただ、そうした序盤の決定機は相手にお付き合いするかのようなちょっとしたミスなどもあって、ゴールに結びつけることはできませんでしたが、それでもポゼッションはある程度相手に渡しても試合の主導権はレッズが握っていました。

 

試合が動いたのは31分。
自分たちのコーナーキックの流れから、左サイドに回っていたアレキサンダー=アーノルドが放ったクロスをフィルミーノがヘッドで叩き込んでゴール!
フィルミーノとサラーはポジションがやや被っていましたが、サラーは難しい体勢だった為、仮に彼が頭で合わせられてもゴールネットを揺らすことはできなかったかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

主導権を握り、先制もしていたとはいえ、レッズの前半のパフォーマンスが目立って良かったかというとそういう感じはあまりしませんでした。
ただ、守備においては、レスターの前半のシュート数ゼロという数字が物語るとおり、レスターの攻撃陣にほぼ何もさせませんでしたね。一番の脅威といえるヴァーディにもほとんどボールを触らせない、安定した守備を見せていました。

 

後半に入るとレスターは少し選手の並びを変えてきました。
しばらくはレッズの優位が続きましたが、60~70分あたりはレスターに流れが傾きかけていきました。

 

その状況を打開しようとクロップは一度に2枚の交代カードを切りましたが、その直後に再び試合が動きます。
選手交代の直後のレッズのコーナーキックの場面でボックス内での相手選手のハンドでペナルティを獲得すると、交代したばかりのミルナーがきっちり決めてゴール!
ファーストタッチがペナルティという難しい状況でしたが、さすがはミルナーといったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

追加点を奪われたことでレスターは緊張の糸が切れたのか、レッズはそこから立て続けにゴールを奪います。

 

まず、74分には、アレキサンダー=アーノルドが右サイドから針の穴を通すようなグラウンダーのクロスを放つと、これをボックス内で受けたフィルミーノが冷静にフィニッシュを決めてゴール!
ゴールを決めた後のフィルミーノがクロップに抱きつきに行ったのは“何故?”という感じだったんですが、このゴールがクロップの下でのすべてのコンペティションあわせての通算500ゴール目だったそうです。
その手のマイルストーンって選手たちも頭に入っているんですね。

 

 

 

 

 

さらに78分には、自陣からの素早い展開から、中央のマネからのパスを受けたアレキサンダー=アーノルドがコースを狙ったフィニッシュを決めてゴール!
トレントは自陣の最後方からフルスプリントで駆け抜けてきたにもかかわらず、精度の高いシュートを決めてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

70分台の立て続けの3失点でキングパワー・スタジアムは意気消沈。レスターの選手たちも戦意喪失といった感じでしたね。
その後もさほどレッズのゴールが脅かされることもなく試合終了。レスターをほぼ圧倒して勝ち点3を持ち帰ることに成功しました。

 

 

ヴァーディを完封した守備陣の中ではゴメスのパフォーマンスは目を引くものでした。
昨シーズンの負傷以来、やや低調な状態が続いていたゴメスですが、マティプ、ロヴレンの負傷より、結果として継続して出場機会を得たことで、低調だったパフォーマンスも本来のレベルに戻りつつあるように思えます。
難しいところですが、使い続けることによって、クロップが言うところの“リズム”を取り戻したのかもしれませんね。

 

 

1ゴール2アシストのアレキサンダー=アーノルドは、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれましたが、むしろ彼を選ぶ為に投票が必要だったのかと思うくらいに際立った活躍を見せてくれました。
昨シーズンあたりからの彼の成長は著しいものがありますが、今後どこまで行くのか楽しみですね。

 

さて、この勝利によって、2位のレスターとの勝ち点差は13。
これを記している時点で3位のマンチェスター・シティは同じ節の試合を残しており、その結果次第では2位に浮上しますが、それでもかなりのアドバンテージを得られているのは間違いありません。
とはいえ、例年を考えると1月に失速してしまうことはある程度想定できるだけに、可能な限りこの調子を続けていきたいところです。
次節はホームでのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦。これまた非常に難しい相手である上にこの時期の超過密日程の中でも一番厳しい日程です。まずはしっかりリカバリをして備えたいところですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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