クラブとの新たな長期契約にサインした直後に、ジョー・ゴメスはインタビューに応じ、レッズに自身の将来を託すという決断を下すにあたって、あまり考慮する必要がなかった理由について説明しました。
Ｑ．ジョー、新たな長期契約を結んだということでおめでとう。君にとってどういう意味がある？
「ありがとう。僕にとってはかけがえのないことだね。僕は数年間このクラブに所属してきて、リヴァプールの為にプレイすることの喜びを感じ、それが何を意味するのかを経験してきた。だから、自分の契約を延長するチャンスをもらえたことを嬉しく思っているよ。このクラブを愛しているし、ここでプレイし、学ぶことが大好きさ。それを続けていけることが嬉しいね。」
Ｑ．リヴァプールは君にピッタリなクラブだってことかな？
「すべてにおいてそうだね。クラブの全面的なサポート、パッション、僕たちが持っている野心と歴史もそうだね。とてつもないビッグクラブさ。誰もが分かっていることだろうけど、この建物の周りにいる時やここの人たちの側にいる時、街にいる時に、そういった本物の感覚を感じるんだ。僕が愛してきた場所だし、ある意味で僕はここで一人前の男になれたんだ。１８歳の頃にここにきて、本当にたくさんのことを学んできた。浮き沈みを味わってきたけど、ここで過ごしたすべての時間を愛してきたんだ。僕の残りのキャリアでも、そうあれたら良いなって思っている－いつもこのクラブにいるのが大好きなんだ。」
Ｑ．ここまでの君のキャリアをどういう風に振り返る？
「たくさんの浮き沈みがあったね。今は僕にとって４シーズン目になるけど、すべてが違っているよ。確かに僕は途中で少し挫折を味わう羽目になったけど、そういった全部が僕の旅の一部なんだ－僕が愛して抱きしめてきたものさ。多くのことを学んだんだ。ピッチでは良い時だってあったさ。そうしたことを続けていけたらいいね。僕は素晴らしい監督と素晴らしいコーチング・スタッフの下で学んでいるし、進歩と学びを続けていく為のあらゆるツールが僕の周りにはあるんだ。楽しみにしているよ。」
Ｑ．クラブが上昇傾向にあって、優勝トロフィーに向かっていると信じている？
「一目瞭然さ。本当にね。前の契約でも長い期間が残っていたんだけど、僕は長期間ここにいることを熱望したんだ。すべての兆候は僕たちのチームが向かう先、このクラブがどこへ向かおうとしているのかを示しているね。僕たちは昨シーズンはヨーロッパのコンペティションの優勝にとても近づいたし、今シーズンのリーグでは、シーズンここまでのスタートではこんなにも良いキャラクターを示してきたね。これはクラブとしての最高のスタートさ。クラブを信じる時が来たなら、向かうべき先が示されるものだけど、それが今ってことさ。」
Ｑ．それが外から見るところのクラブに忠誠を尽くす選手なのかな？君もその一員になりたいと？
「そうさ。１００％そう。僕たち皆がこんな場に参加できたことに感謝しているんだ。特にこういった時期にね。それが当然のことなんて、僕たちの誰も考えちゃいないと思う。僕は間違いなくそんなことはない。だからこそ、もっと長くここに残る機会が巡ってきた時には、僕もそれをとても熱望したんだ。素晴らしい場所だし、誰もがそれを分かっているし、クラブ内でそれを感じているんだ－選手全員がそれを分かっているし、皆が長く続けたいと思っているかもね。」
Ｑ．チームが何かを掴めそうだという感覚はある？
「ああ、間違いなくね。昨シーズンはとても近づいたと思う－１つの試合が分けてしまったけどね－でも、その旅は僕たちの進歩を示してくれたと思う。今シーズンは国内でもそうで、僕たちが目指しているものさ－プレミア・リーグ優勝さ。僕たちにはあらゆるツールが揃っていると思うんだ。スカッドはとても強いし、僕たちには深みのある力強さがある。間違いなく実現可能なことさ。僕たちのスタートがそれを示しているね。僕たちはピッチでは進み続けるし、どんな相手だって倒せると信じているよ。世界のフットボールのどんなチームだって、僕たちを相手にプレイするのは恐怖があると思う。特にアンフィールドに来た時にはね。それがこのクラブの水準を示していると思うよ。」
Ｑ．先週怪我をしてしまったね－この挫折にどう対処する？
「間違いなく、このタイミングの怪我にはひどく落ち込んだよ。怪我したい人なんて決していないさ。ここにはもう数年いるけど、僕はまだ若い。でも、僕が慣れていることだし、こういった挫折に対処する能力が僕にはある。以前にもやったことだし、もう一度やるつもりさ。怪我したい人なんて決していない。いつもプレイしたい選手なら尚更さ。しばらくの間、座っていなくちゃならないのは、僕には辛いことだろうけど、もっと良くなって、もっと強くなって、復帰できるように、できることはすべてやるつもりだよ。」
Ｑ．怪我は不運だったでしょうが、そうした挫折に為のより良い準備はできている？
「そうした期間の中でもっと長くかかった怪我や同じような怪我を負ってきたから、様々な段階があることやそれを克服する為には精神的に必要なことは分かっている。僕はそこにいたんだからね。難しいことだけど、僕はその為の準備ができているし、これまで以上に強くなって復帰するというモチベーションがあるよ。」
Ｑ．対処する為の戦略は何？
「家族は大きな助けになるね。おかげで僕は仕事に専念できるし、やれることすべてができていると思う－元気に動き回れないのなら、自分を改善できるような他の分野に焦点を当てるんだ。試合を観て、分析を見て、僕が夢中になることを続けていくんだ。そうするとしばらく離脱していたような感じはしなくて、精神的にはまだ準備ができているようにするんだ。以前にもやったことだし、もっと長い間やっていたものさ。だから、対処する方法を僕は知っているし、精神的にはそういった類の戦いは前にもやって来たのさ。まぁ簡単なことじゃないけどね。できないことは分かっているけど、対処することはできるよ。」
Ｑ．じゃあ試合を観て、この周りに留まることになる？
「過去にもそうした段階を踏んできたけど、もっと長くかかる怪我を負っていた時は、身を隠して、ここから離れたいって思ったものさ。今回は短期間のものだし、用意をしつつ準備を整えたいと思っている。そうすれば、復帰した時に精神的には離脱してなかったようになるんだ。僕がやるべきことにベストを尽くすってことだね－それまでのように学ぶんだ。学び続けるのさ。それが僕がやりたいことだよ。ビデオとかを観るのは、ピッチの外でも僕にできることだからね。それが僕が間違いなくやろうとすることだね。」
Ｑ．過密日程を欠場することになるけど、メルウッドで他の仲間たちの側にいることになる？
「あぁ間違いないね。仲間たちは、僕たちのうちの誰かが怪我した時にはいつだってとてもサポートするんだ。だから僕も間違いなく、試合の時やどんな時でも仲間たちのことをサポートするだろうね。忙しい時期のこのタイミングで怪我をしてしまって、チームを助けることができないなんて、僕にとっては残念なことさ。でも、これは僕がまさに乗り越えなければならないものだし、新年に向けて準備していくよ。」
Ｑ．ソーシャル・メディアでの反応はどうだった？
「率直に言って、かけがえのないものだって言えるものだったね。最初はショックを受けたんだけど、そのサポートがショックをちょっと麻痺させてくれたんだ。彼ら皆の願いにはとっても感謝している。そのサポートはちょっと圧倒されるくらいで、僕は色んなことに感謝している。このようなクラブで、こういった時にこそ示されるものだけど、本当の家族だと言えるし、彼らは本当にサポートしてくれるし、思いやりもあるんだ。僕個人にとってとてつもなく大きなものだし、ここ数日は大きな力になってくれたね。」
Ｑ．怪我の後にどんなメッセージを受け取ったの？
「イングシーは僕がスキャンの結果を知る前にメッセージを送ってくれたね。試合後、すぐに彼は僕にメッセージをくれて、僕は彼に結果を知らせるよって返したんだ－その時点の僕は検査結果をまったく知らなかったからね。イングシーは一緒にいろんなことをやって来た１人でね。彼は優しい人で、個人的にも僕のことを考えてくれる人さ。彼とはたくさんのことを一緒にやってきた。つまり、イングシーと選手たち全員、試合をプレイした仲間たち皆－僕は早いうちにスタジアムから出て行かなきゃならなかったんだけど、彼ら皆が途中でメッセージを送ってくれたよ。ただただ、クラブ内のサポートが伺えるだろうし、本当の家族がその場所にいるんだって感じるね。」
Ｑ．軽い話題に変えるけど、君の歌はもう聴いた？
「あぁ！バーンリー戦でストレッチャーで運ばれた時にね。間違いなく最高の場所じゃなかったけど、あれを聴いて、正直に言って、ドキドキしちゃったね－あんな瞬間だったけど、ファンがサポートしてくれてるのを耳にすることができて、痛みが少し和らいだんだ。ファンが僕のことを歌ってくれるのは夢だったんだ。僕にとっては大きな出来事さ。」
Ｑ．じゃあファンにメッセージを。復帰した時にまた歌を聴きたいよね？
「そうなったら素敵だろうけど、それは彼らに任せるよ！僕は準備することにだけ集中するし、うまくいけば、すぐにでも復帰できて、チームの為にベストを尽くせるようになるさ。」
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