UEFA Champions League 17-18 GS第5節
Sevilla

3

0-3

3

Liverpool
3-0


 

ベンイェデル

ベンイェデル(pen)

ピサーロ

02

22

30

51

60

90+3

フィルミーノ

マネ

フィルミーノ

 

 

Sevilla
  01 リコ
  25 メルカド
  12 ガイス
  05 ラングレ
  18 エスクデロ
  15 エンゾンジ(46分→バスケス)
  14 ピサーロ
  10 バネガ
  17 サラビア
  24 ノリート(72分→ムリエル)
  09 ベンイェデル(81分→コレア)

 

Liverpool
  01 カリウス
  12 ゴメス
  06 ロヴレン
  17 クラヴァン
  18 モレーノ(63分→ミルナー)
  14 ヘンダーソン
  05 ワイナルドゥム
  10 コウチーニョ(63分→ジャン)
  11 サラー(87分→オックスレイド=チェンバレン)
  19 マネ
  09 フィルミーノ

 

直近のリーグ戦から変更は2人。
ミニョレ、アレキサンダー=アーノルドに代わって、カリウス、ゴメスが先発に名を連ねました。
ベンチには、ミニョレ、アレキサンダー=アーノルド、ミルナー、ジャン、オックスレイド=チェンバレン、スターリッジ、ソランケが入っています。
負傷のマティプは遠征メンバー外、ララーナやイングスは遠征メンバーには入っていたものの、ベンチ入りはしませんでした。

 

 

何と言いますかね。かなり残念な結果に終わってしまいました。

 

前半は結果だけ見るとレッズのものでした。

 

キックオフ直後にコーナーキックを奪うと早々に先制!
コウチーニョが放ったボールをニアにいたワイナルドゥムがフリックすると、ファーにいたフィルミーノがしっかり押し込んでくれました。

 

 

 

 

ただ、その後は終始セビージャのペースで試合は進みます。
おそらく当初からのプランだったとは思いますが、レッズは積極的にポゼッションせずにやや守備に比重を置いた形で試合に臨んでいましたが、セビージャに自由にパスを回されてしまい、度々決定機を作られてしまいます。
カリウスの攻守のおかげで何とかなっていたものの、正直失点していてもおかしくなかったですね。

 

しかし、ゴールを決めたのはまたしてもレッズ、またしてもコーナーからでした。
コウチーニョから出たボールを今度はフィルミーノがフリックすると、ファーのマネがダイビングヘッドでゴール!

 

 

 

 

この2つのコーナーキックは、明らかにセビージャを分析して、準備していたものだったと思いますし、分析担当とコーチ陣の努力が実った形と言えるでしょうね。
もちろん、それを具現化した選手たちも称えられるべきです。

 

そして、30分にはカウンターからさらに追加点。
モレーノのロングパスを受けたマネが放ったシュートは相手キーパーに阻まれたものの、そのこぼれ球をフィルミーノが押し込んで3点目!

 

 

 

 

こうして、ハーフタイムは0-3とレッズが大きくリードして迎えることができましたが、この数字は両者のパフォーマンスの差が出た結果ではないことは明らかでした。
レッズの選手がプレッシングに行っても躱される場面は多かったですし、たとえボールを奪取できても、そこからのパスはなかなか通らず、レッズが本来得意としている形での攻撃はあまりできていませんでした。
2点目を決める前のセビージャの猛攻で失点していたら、もっと違う形で前半を終えていたはずです。

 

点差とは別にセビージャの実力をヒシヒシと感じた前半から、後半はその実力をまざまざと見せつけられることになります。


後半になるとセビージャはロングパスやドリブルを多用するようになり、さらにモレーノのサイドを明らかに狙ってきました。

 

そうして、モレーノが不用意にファウルを与えると、そこからのフリーキックから叩き込まれて失点。

 

さらには、またしてもモレーノがトラップミスしたところを狙われると、ボックス内で相手を倒してしまってペナルティキックを献上。
これをやり直しの末に決められてさらに失点。

 

2点返されたところで、クロップはモレーノに代えてミルナー、コウチーニョに代えてジャンを投入し、守備の安定を図ります。
ちなみに修正が遅いと感じる人がいるかもしれませんが、2失点直後に交代していることを考えると、既に準備をしていたもののボールデッドとならなかった為に交代できなかっただけだと思いますので、これをアレコレ言っても仕方がないでしょう。

 

ともあれ、ミルナーによって左サイドが落ち着きましたし、ジャンがボールをある程度追ってくれたおかげで、中盤の守備も一定の修正を図ることはできたと思います。

ただ、バネガのようなボールの出し手は自由なままでしたので、セビージャが好き放題にボールを回す状況はあまり変わらず、相手にアタッキング・サードまでボールを運ばれてはボックス周辺で跳ね返すのを繰り返す、という状況を打破するまでには至りませんでした。

 

そういう状況が続いては、いずれは抗しきれなくなるのも当然でして、後半アディショナル・タイムにコーナーキックからという形でしたが遂に同点に追いつかれてしまいます。


結局、3-3で試合終了。

 

前半の点差を考えると勝ち点3を逃した気がして残念でなりませんが、両チームのパフォーマンスを考えると妥当なのかな、という気もします。

 

まぁ、サンチェス・ピスファンの要塞っぷりを考えると、この試合は引き分けでも悪くはないと思っていたので、引き分けという結果自体は悪くはないと思っています。
ただ、引き分けのなり方というものがあると思いますし、選手たちにはダメージの大きい結果だったんじゃないかなという気がします。

 

3失点という結果を見るとどうしても評価は低くなると思いますが、守備陣はまずまず良くやっていたと思います。

 

カリウスは何度か好セーブを見せていましたし、あれがなければもっと残念な結果になっていたでしょう。

 

 

モレーノにしても前半は良くやっていたと思います。
ただ、後半になって狙われてからは、露骨に不安定さが出てしまいましたね...だからこそ狙われるのでしょうが。

 

ゴメスもよく頑張っていました。
クロップは守備面を考えて、アレキサンダー=アーノルドを直前のセインツ戦で起用し、この試合でゴメスを起用したはずで、彼はその起用に応えてくれたと思います。

 

攻撃陣は本来の攻撃をあまり見せられなかった分、もう少し頑張ってほしかった思いもありますが、この日の戦い方の影響もあったという気もするので、難しいところですね。

 

さて、リヴァプールが属するグループEのもう1試合では、スパルタク・モスクワとマリボルが引き分けており、リヴァプールは依然首位、マリボルの敗退は決まったものの、どこもまだグループ突破は決めていないという少々混沌とした状況になっています。

チャンピオンズ・リーグのグループ・ステージの順位付けはちょっとややこしいのですが、アンフィールドで行われるグループ最終節のスパルタク・モスクワ戦で勝つか引き分ければグループ突破が決まりますし、仮に負けても突破の可能性は残っています。

 

まぁすっきり勝ってグループ・ステージ突破を決めてもらいたいですね。
その前にまずはリーグ戦に集中したいところ。次はホームでのチェルシー戦です。この試合の結果を引きずることなく、しっかり切り替えて強い気持ちで臨んでもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

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