IHIステージアラウンド東京にて鑑賞。

 

作は中島かずき。
演出はいのうえひでのり。

 

出演は阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子、粟根まこと、福田転球、少路勇介、清水葉月、梶原善、池田成志、他。

 

IHIステージアラウンド東京のこけら落とし公演のSeason花に続く髑髏城です。

 

短いスパンで同じ演目を観るのに飽きみたいなものは来ないのだろうか?という不安は多少あったのですが、もちろん、『髑髏城の七人』なのでストーリーのベースは変わらないものの、話のところどころに変更が加えられ、演出ももちろん≪花≫とは大きく異なり、心配していたよりは楽しんで観ることができました。

 

今回の≪鳥≫は髑髏城という『いのうえ歌舞伎』をベースに、歌モノやネタモノの要素も加えられていて、よりエンターテイメント色の強い、ある意味新感線らしい舞台に仕上がっていたように思います。

ただ、脚本をいろいろ変えた弊害なのか分かりませんが、少々説明不足な点もあって不親切な感じもありました。
例えば、捕らえられた捨之介が薬を盛られたシーンがカットされたのに、後のシーンで「薬を盛られたな」とか言われても初見の人には分かりませんよね。

 

阿部さんは笑いのシーンも真面目なシーンも流石という感じでしたが、森山さんとかを相手にした殺陣は少々大変そうでした。
まぁ相手が凄すぎるんですけどね。

 

その森山さんや早乙女さんは7年前の『ワカドクロ』と同じ役柄での出演でしたが、2人の殺陣はやはり素晴らしく、それはそれは美しいものでした。

 

さすがなのは池田さんでしょうかね。
そりゃもう、とてつもない存在感で会場を笑いの渦に巻き込んでいました。
ホント面白い役者さんですわ。

 

 

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