Premier League 16-17 第22節
Liverpool

2

0-0

3

Swansea
2-3

 

 

フィルミーノ

フィルミーノ

48

52

55

69

74

ジョレンテ

ジョレンテ

 

 

シグルドソン

 

 

Liverpool
  22 ミニョレ
  02 クライン
  06 ロヴレン
  17 クラヴァン
  07 ミルナー
  14 ヘンダーソン
  05 ワイナルドゥム(90+4分→マティプ)
  23 ジャン(71分→オリギ)
  10 コウチーニョ(57分→スターリッジ)
  20 ララーナ
  11 フィルミーノ

 

Swansea
  01 ファビアンスキ
  26 ノートン
  33 フェデリコ・フェルナンデス
  06 モーソン
  16 オルソン(80分→ランヘル)
  24 コーク
  42 トム・キャロル
  08 フェル(90+4分→フルトン)
  23 シグルドソン
  15 ラウトリッジ
  09 ジョレンテ(85分→バストン)

 

リーグ戦前節から変更は2人。
アレキサンダー=アーノルドとオリギに代わって、怪我から復帰したクラインとコウチーニョが先発に名を連ねました。
ベンチには、カリウス、モレーノ、ルーカス、ウッドバーン、オリギ、スターリッジに加えて、マティプも入りました。

 

 

まぁ何ともマズい試合をしてしまいました。
結論から先に書いてしまうと、多分心のどこかで相手を下に見ていたんだと思います。選手たちもアンフィールドの観客も。そして、もしかするとクロップも。

 

前半はほとんど観どころのない45分でした。
ランチタイム・キックオフ特有のまったりした雰囲気がピッチにもスタンドにも漂う中、レッズはボールを圧倒的にポゼッションするものの、決定機をほとんど作ることができませんでした。
私自身、スワンズがあれほど引いた守備をしっかりやり切れるとは思っていなかったのですが、彼らはそれをちゃんとやってきましたね。その点私も相手を甘く見ていたんだと思います。

 

後半はやや前に出てきたスワンズに立て続けにやられてしまいます。
こちらのミスで与えてしまったコーナーキックからのバタバタした展開の中でジョレンテに押し込まれて先制を許すと、その数分後には、簡単に突かれた右サイドから見事なクロスを上げられ、またしてもジョレンテに決められて2失点目を許してしまいます。

 

しかし、その直後にミルナーからの絶妙なクロスをフィルミーノがヘッドで決めて1点を返します。

 

 

 

さらにその十数分後には、またしてもフィルミーノがワイナルドゥムからのボールを胸トラップで受けると、素晴らしいコントロールを見せてから左足一閃。ゴールに叩き込んで同点に追いつきます。

 

 

 

 

同点に追いついたことでスタンドのボルテージも上がり、本当に良い流れがレッズに来ていましたし、その流れに乗って逆転すべきところでした。
しかし、せっかく同点に追いついた5分後。さらに追加点を与えてスワンズに勝ち越しを許してしまいます。
この場面ではプレスが少しずつずれ、その後の守備の対応も甘く、最後は焦ったクラヴァンが弾いたボールがシグルドソンの下へ転がり込んだ末に決められたものでした。

 

その後は、得点を期待されたであろうスターリッジとオリギは存在感を示せず、最終盤には高さ勝負でマティプを投入するといった苦肉の策を弄するものの奏功することはなく試合終了。
今シーズンのアンフィールド初黒星を最下位のスワンズに喫することになりました。
ちなみにリーグ戦のアンフィールドでスワンズに負けるのも今回が初めてのことだそうです。

 

間違いなく慢心はあったとは思いますし、その他にもランチタイムの試合に選手たちの身体が馴染まないからなのか、全体的に低調なパフォーマンスでした。
ただ、アンフィールドの観客も静かでしたね。その辺りも観客も舐めてかかっていたと思う理由なのですが、1点返したあたりでようやく熱を帯びたような感じでした。
アンフィールド特有の熱量を帯びた声援でもって、不甲斐ないパフォーマンスを見せる選手たちの尻を叩いてほしかったところなんですけどね。

 

個人的に問題に感じている(多分誰もが感じている)のは、ここ最近、リヴァプールの売りである(はずの)攻撃力がおとなしくなってしまっている点。守備の改善については元からあまり期待はしていません(苦笑)
レッズの破壊力を警戒する相手に研究されたり、守備重視で来られるのは理由の1つでしょうし、それはある程度仕方がありませんが、それ以外にもインサイドハーフの構成の問題、マネの不在、色々重なった結果もあるでしょう。
まぁ色々と言っても全部繋がっている問題で、結局のところ過密日程の時期を乗り切るには選手の層が薄すぎることに尽きるような気がしますが、ヨーロッパのコンペティションのない今シーズンのリヴァプールにとって唯一の過密日程と言えるこの時期を乗り越えられないようでは、どうしたって失速は免れません。

 

いずれにせよ、今年に入ってリーグ戦は未だ未勝利という状況は少々深刻です。
このままでは優勝争いどころかトップ4争いすら危うくなってしまいます。

 

次節は少し間が空きますが、ホームでのチェルシー戦。言うまでもなく大一番中の大一番です。
ただ、その前にはEFLカップ準決勝のサウサンプトン戦2ndレグ(ホーム)とFAカップのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ戦(ホーム)があります。
欲を言えば、どちらも勝ち上がって、月末の大一番に向けて勢いを少しでも取り戻したいところですが、現状の選手層でどうやり繰りして、チェルシー戦に臨んでいくのか。
今後のシーズンを見据えて、チームの舵をどう切っていくのか、クロップは思案のしどころですね。

 

 

 

 

 

 

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