新橋演舞場にて鑑賞。


作は倉持裕。
演出はいのうえひでのり。

出演は古田新太、稲森いずみ、大東駿介、清水くるみ、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、山本享、大谷亮介、他。


久々の(ような気がする)いのうえ歌舞伎。
今回は「いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK」と銘打たれていたので、さぞかしダークな黒い芝居なのかと思いきや、そう言う意味合いでの≪黒≫でないとのことでした(苦笑)
でも、パンフレットでいのうえさんが語っていたとおりの「ちょっぴり大人味」な「ビターの効いた」感じのお芝居に仕上がっていたと思います。


作がいつもの中島さんでなかった為か、「いのうえ歌舞伎」の王道とも言える国の興亡とかそういった壮大なスケール感はありませんでしたが、そんな中でも「いのうえ歌舞伎」らしさやその魅力はそこかしこにちりばめられていましたし、話の流れもそれこそビターな感じで個人的には好みです。
お話の終わり方も観る側にいろいろ想像・妄想させる感じで個人的にはとても好きですね。


古田さんは、殺陣のキレはさすがにちょっと無くなってきたかな~もう50オーバーだしなあ。などと思いましたが、それでもカッコよさとか色気とかそういうものは益々増しているような気がしました。


清水くるみさんは初見だったのですが、なかなか素敵な若い女優さんですね。
今後がいろいろと楽しみな方だな~と思いました。
ちなみに彼女が演じる女中のおりつはきっと...とダークな予想をしながら観ていたのですが、この予想は外れました。
これから観に行く方がこのブログをご覧になっているかもしれませんので、どんな予想かは言わないでおきます(笑)


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