BARCLAYS Premier League 13-14 第23節
Liverpool

4

3-0 0 Everton
1-0

ジェラード

スターリッジ

スターリッジ

スアレス

21

33

35

50




Liverpool
 22 ミニョレ
 38 フラナガン(73分→ケリー)
 04 コロ・トゥレ
 37 シュクルテル
 20 アリ・シソコ
 08 ジェラード
 14 ヘンダーソン
 10 コウチーニョ(79分→アルベルト)
 31 スターリング
 15 スターリッジ(72分→モーゼス)
 07 スアレス


Everton
 24 ハワード
 03 ベインズ
 32 アルカラス
 06 ジャギエルカ
 26 ストーンズ
 18 バリー
 20 バークリー(76分→マクギーディ)
 11 ミララス
 22 ピーナール(46分→オズマン)
 16 マッカーシー
 17 ルカク(25分→ネイスミス)


前節からの変更点は1ヵ所。ジョンソン不在のライトバックはこの日はフラナガンが入りました。
ここを途中でケリーに代えたところを見ると、やはり右をケリーとフラナガンで回していく考えをロジャースは持っているようです。
なお、復帰が期待されたアレンは残念ながら間に合いませんでした。



最終的なスコアを見ると圧勝でしたが、先制ゴールが入るまではどちらに転んでもおかしくはなかったと思います。


序盤、優勢に見えたのはエバートンでした。
ポゼッションで優位に立ったのはエバートンでしたし、全体的に押し込んでいたのもエバートンでした。
しかし、レッズは最終ラインとその前に並んだジェラードとヘンダーソンがしっかりとした守備を見せて、エバートンの攻撃陣に決定的な仕事はさせませんでしたし、ボールを奪うと素早いカウンターを仕掛けてエバートンのゴールを脅かしていました。
この試合、ロジャースは明らかにポゼッションではなくカウンターを基本戦術としていました。
おそらく、カウンターはロジャースの本来目指しているフットボールではないと思いますが、現状の戦力を把握した上で採った戦術だと思います。このあたりの柔軟さは個人的にはとても評価しています。


試合が動いたのは20分過ぎ。
スアレスが放ったコーナーキックから、珍しいジェラードのヘディングでレッズが先制点を奪います。

ゴールの後のジェラードの喜びようはやはりダービーと思わせるものでしたね。






この先制点の場面でゴールの他にレッズに優位に動いたことがありました。
それはルカクの負傷交代です。
彼が下がってしまったことで、エバートンの前線にボールの納めどころがなくなってしまいました。
彼らはボールを保持してもただ持っているだけという状態が多くなってしまい、効果的な攻撃があまりできなくなってしまいましたね。


一方のレッズは鋭いカウンター攻撃を次々に仕掛けていきます。
およそ10分後には、コウチーニョの素晴らしいスルーパスに抜け出したスターリッジが冷静に流し込んで2点目。



さらにその直後には最終ラインからのロングフィードに反応したスターリッジが技ありのループを決めて3点目。
ここまでのスターリッジは本当に手が付けられない感じでしたね。






後半に入ってもレッズの勢いは衰えません。
後半が始まって5分後。センターサークル付近でボールを奪ったスアレスが、そのまま1人で持ち込んでいってゴールまで決めてしまいました。
彼の積極的なプレスが効いた場面でしたし、そこからの数十メートルの独走は彼のクオリティを示すものでした。





さらにはスアレスのスルーパスに反応したスターリングがボックス内で相手キーパーに倒されてペナルティをゲット。
これはハットトリックのお膳立てをされたスターリッジが大きく外してしまい5点目とはなりませんでしたが、スアレスのゴールで既に試合は決まっていましたね。


その後も危ない場面はありましたが、最後まで全員のハードワークが効いてクリーンシートを達成して試合終了。
これ以上ない形でダービーを勝利しました。


この日はほぼ全ての選手が最高に近いパフォーマンスを発揮してくれました。
特に守備においては最終ラインの4人+その前の2人を中心に本当に良い働きをしていましたし、中盤でも積極的にプレスを仕掛けていって良い形でボールを奪える場面が多かったですね。


攻撃においてはやはりSASの2人。
1トップは交互に入れ替わっていましたが、2人とも豊富な運動量で数多くのチャンスを演出していました。
スターリッジは本来ならハットトリックを決められたと思いますが、ペナルティキックを失敗してからちょっと調子が崩れてしまいましたね。
彼を引っ張らずに後退させたロジャースの判断は正しかったと思います。


また、攻撃ではコウチーニョも輝きを見せてくれました。
この日はどちらかというとパスで演出する役割に回っていた印象がありましたが、彼のパスセンスの高さが随所で見られました。


ともあれ、最高の形でダービーを制した勢いを今後に繋げていきたいところですね。
次の試合はあまり日をおかずにやって来ます。
次節はアウェイでのWBA戦。ここでも良い結果を残して、その後に続く難しい戦いに臨んでいきたいところです。









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