いったい、いつ解散するんだ | 山の声を聴け

いったい、いつ解散するんだ

 郵政民営化は是か非かを問うた選挙から3年、コロコロ3人の首相が代わった。いずれの首相も国民の審判を受けていない。安倍は、郵政選挙で獲得した議席数にものをいわせてろくな審議もせずに重要法案を強行採決して国民に見放され、福田は、ねじれ国会ではもうどうにもならんと言って政権を投げ出した。そして次に登場したのが麻生だが、麻生政権は発足当初から選挙管理内閣の役目を負っているのだ。
 解散の時期は、国会の冒頭だとか補正予算成立後だとかいっている間に、アメリカ発の金融危機が起こって、こんどは解散どころではないなどといっているが、支持率は下がるし、いま選挙をやれば大負けするという調査結果も出ている。できるだけ解散を先送りして、民主党の敵失を乞い願い、議員の醜聞を探しまくっているってところじゃないかねえ。
 解散は総理の専権事項といわれるが、解散の次に必ず選挙があるわけだから、解散するためには民意を問うまっとうな理由がなければいけない。麻生は雑誌で、国会の冒頭で自民党の政策を堂々と小沢代表にぶつけ、その賛否をただした上で、国民に信を問う、というようなことを書いていた。そういう思いならば、もう解散していていいと思うんだけどね。
 いっぽうの民主党は、解散を麻生に促すために国会審議を与党ペースにあわせた。これもやっぱりおかしいと思う。与党内の解散先延ばしの空気を読んで、こんどは方針を変えるという。いったい何をいっているんだ。初めから審議をちゃんとやってもらわなきゃ、自民党との政策の違いがわからんだろう。国民はそれを判断して、投票するわけなんだから。
 いまのような暫定政権じゃなくて、選挙を経たうえの本格政権がはやく誕生してほしいねえ。