どっちがテロリストだ
ペシャワール会の伊藤さんが殺害されるまえだが、新聞に中村哲さんのアフガンにおける活動が紹介されていた。ちょっと不思議の思ったのは干魃にまったくふれていない点だ。アフガンではここ数年、干魃がつづき、国民の半数近くが飢えかかっているという。9.11のときも干魃のさなかであった。その干魃に苦しんでいるアフガンにアメリカは制裁として空爆した。そのときどれほどのアフガン人が9.11を知っていただろうか。それ以後も干魃がつづき、自給率がどんどん落ちている状況はほとんど国際的に無視されている。ペシャワール会の水路づくりは干魃対策でもある。
そういう活動に伊藤さんが従事していたことを承知で、ただ外国人ということだけで簡単に殺されてしまった。直接手を下したアフガン人に怒りが向かうのは当然だが、何が彼らをつくってしまったのだろうか。
そもそもブッシュは「アフガンの成功例をイラクに」なんてことをいっていたのに、最近アメリカ主導のISAFの軍事活動がますます活発化しているのはどういうことか。軍の規律も乱れて、装甲車の上で酒は飲むわ、空瓶を現地の人に投げつけて重傷を負わすわ、ひんしゅくどころじゃすまない、ひどい行いが報道されたこともあった。
犠牲者が出ると、本国の批判が高まるので、空爆に頼りがちになる。タリバーンのテロリストが数人隠れていると考えられる村を爆撃して、何十人の人が殺される。新聞記事にはISAFが5人とか8人とかのテロリストを殺害したという報道がときどきあるが、市民も巻き込んでいるということだ。そんな攻撃が日常化されている。ISAFは罪に問われることはない。
目の前で家族を殺された人は深い恨みをもつのは当然だ。そういう人たちがタリバーン化していく。中村さんは、タリバーンというのは特定の武装集団ではなく、アフガンの農民であればだれでもタリバーン的だという。
タリバーン=テロリスト=悪というイメージがつくりあげられているが、テロリズムというのが、市民を巻き込むことを辞さない暴力に訴えて政治目的を達成しようとする行為ならば、アフガンやイラクで軍事活動しているアメリカ、それに同調して派兵している国だって、立派なテロリストじゃないかねえ。
タリバーンは支配地域を広げて、いまやカブールに迫る勢いだという。アメリカ兵の犠牲者も増えている。自衛だとかいって、他国に好き放題に爆弾を落としまくり、多くの人を殺しておいて、状況が悪化したら、引き上げてしまうのだろうか、ベトナム戦争のときのように。荒らし放題荒らしておいて撤退したソ連のように。
そういう活動に伊藤さんが従事していたことを承知で、ただ外国人ということだけで簡単に殺されてしまった。直接手を下したアフガン人に怒りが向かうのは当然だが、何が彼らをつくってしまったのだろうか。
そもそもブッシュは「アフガンの成功例をイラクに」なんてことをいっていたのに、最近アメリカ主導のISAFの軍事活動がますます活発化しているのはどういうことか。軍の規律も乱れて、装甲車の上で酒は飲むわ、空瓶を現地の人に投げつけて重傷を負わすわ、ひんしゅくどころじゃすまない、ひどい行いが報道されたこともあった。
犠牲者が出ると、本国の批判が高まるので、空爆に頼りがちになる。タリバーンのテロリストが数人隠れていると考えられる村を爆撃して、何十人の人が殺される。新聞記事にはISAFが5人とか8人とかのテロリストを殺害したという報道がときどきあるが、市民も巻き込んでいるということだ。そんな攻撃が日常化されている。ISAFは罪に問われることはない。
目の前で家族を殺された人は深い恨みをもつのは当然だ。そういう人たちがタリバーン化していく。中村さんは、タリバーンというのは特定の武装集団ではなく、アフガンの農民であればだれでもタリバーン的だという。
タリバーン=テロリスト=悪というイメージがつくりあげられているが、テロリズムというのが、市民を巻き込むことを辞さない暴力に訴えて政治目的を達成しようとする行為ならば、アフガンやイラクで軍事活動しているアメリカ、それに同調して派兵している国だって、立派なテロリストじゃないかねえ。
タリバーンは支配地域を広げて、いまやカブールに迫る勢いだという。アメリカ兵の犠牲者も増えている。自衛だとかいって、他国に好き放題に爆弾を落としまくり、多くの人を殺しておいて、状況が悪化したら、引き上げてしまうのだろうか、ベトナム戦争のときのように。荒らし放題荒らしておいて撤退したソ連のように。