麻生人気
福田改造内閣と党四役の顔ぶれが新聞の一面を飾った。次期総理有力候補の麻生太郎はどこにおさまるのか、あるいはまた固辞するのだろうかとウォッチしていたが、党の要の幹事長におさまった。党存亡の危機に個人的なことはいってられないというようなことをいっていたが、次期総理を目ざす麻生としては引き受けたほうが有利だという計算が大いに働いたのだろう。
どうもこの男、おかしくもないところで大声で笑ったり、受け狙いからというより、本音から出たんだろうと思われる失言の数々をみても、どうも品位にかけると、前々から感じている。血筋はいいようだが。
前政権の外相のとき、安倍と手を組んで価値観外交なるものを展開しようとした。要するに、自由、人権、民主主義という価値を共有できるアメリカ、オーストリア、インド、日本が連携していこうという外交である。価値観の異なる中国はもちろん入っていない。というより、封じ込めようという戦略が透けている。この4カ国が軸となって新たなアジアを構想していこうというわけである。安倍はインド、麻生はオーストラリアを訪問して、呼びかけるのだ。ところが、オーストリアにもインドにも断られてしまう。おまけに、ライス米国務長官には、「もうちょっと慎重にやったほうがいいよ」とたしなめられてしまう。大いに日本のメンツを失った外交の失態である。
麻生が訪れたオーストリアには、戦中に麻生炭坑で働かされた捕虜が200人近くいた。どうも、麻生と会った政府高官の父親もその一人だったようだ。朝鮮人にいたっては一万を超える。子どものころだから、太郎自身に直接的責任はないが、だから関係ないとはいえない。どうもそのへんのところを麻生ははっきりした態度を示していないのではないか。
麻生は国民には人気があるようだ。コミック好きとか、アキバ系などといわれ、強い支持層をもつ。そんなところで親しみやすさをうまく強調しているようだ。そのうえ、「ヨンさまー」という感覚で「純ちゃーん」と手を振っていたおばさんたちが、こんどは「ローゼンあそうー」などと叫んで、支持してしまうのだろうか。堪忍してほしいねえ。
どうもこの男、おかしくもないところで大声で笑ったり、受け狙いからというより、本音から出たんだろうと思われる失言の数々をみても、どうも品位にかけると、前々から感じている。血筋はいいようだが。
前政権の外相のとき、安倍と手を組んで価値観外交なるものを展開しようとした。要するに、自由、人権、民主主義という価値を共有できるアメリカ、オーストリア、インド、日本が連携していこうという外交である。価値観の異なる中国はもちろん入っていない。というより、封じ込めようという戦略が透けている。この4カ国が軸となって新たなアジアを構想していこうというわけである。安倍はインド、麻生はオーストラリアを訪問して、呼びかけるのだ。ところが、オーストリアにもインドにも断られてしまう。おまけに、ライス米国務長官には、「もうちょっと慎重にやったほうがいいよ」とたしなめられてしまう。大いに日本のメンツを失った外交の失態である。
麻生が訪れたオーストリアには、戦中に麻生炭坑で働かされた捕虜が200人近くいた。どうも、麻生と会った政府高官の父親もその一人だったようだ。朝鮮人にいたっては一万を超える。子どものころだから、太郎自身に直接的責任はないが、だから関係ないとはいえない。どうもそのへんのところを麻生ははっきりした態度を示していないのではないか。
麻生は国民には人気があるようだ。コミック好きとか、アキバ系などといわれ、強い支持層をもつ。そんなところで親しみやすさをうまく強調しているようだ。そのうえ、「ヨンさまー」という感覚で「純ちゃーん」と手を振っていたおばさんたちが、こんどは「ローゼンあそうー」などと叫んで、支持してしまうのだろうか。堪忍してほしいねえ。