シーズンの今頃、スキーヤー、スノーボーダー達を悩ませる水分が多い雪や、汚れた雪の問題
滑走中、急にブレーキがかかり転倒しそうになります
ストップスノー
以前、投稿した記事はこちら💁♀️
水分が多いだけの雪なら、ザラメになってくれると、滑る様になりますが、汚れ雪は付着するので、汚れを取らないと滑りが復活しません
色々各メーカーが研究されて、発売している対策品ですが、最近YouTube等で絶賛されている物が?
ハヤシワックスボア
ハヤシワックス固形は随分前から、私も使っているメイドイン山形県の Wax
「唯一無二」のコンセプトで、スキーレーサーや技術系ユーザーからの信頼が厚い Waxメーカーで、当時から使用していたエボリューション(今は廃番)は、大きなブロックで購入して使用していましたが今季で使い切りました
ワックス各メーカー、最近はリキッドワックスが販売されて、簡単で性能も良いと言われてますが、ハヤシワックスは、8年前から研究されてきたみたいで、種類も豊富です
私も春雪対策で、チームレスキュー Waxや、ハカセの Wax等、色々使ってますが、評判通りの性能なのか?購入して試してみました
これから、ゲレンデはどんどん駄目雪になっていきますが、今現在の状態を把握しましょう
水分が凄く多く、汚れは浮かび始め
ですが、ザラメ雪にはなっていません
今回の比較品は、ノットWaxと、ボア
最初は朝一、滑走面をブロンズブラシで汚れ等を取り、ナイロンマットで仕上げノット Waxを塗布してコルクで圧入して、熱によって浸透が進む様に、滑走面を上にして暖房が効いているセンターハウスに30分位放置します
クリッパーAで比較実験です
3本目までは調子良く滑ってましたが、4本目でブレーキが掛かり走らなくなりましたので、センターハウスに戻り、板の汚れを取り除きボアを試します
説明書にはフェルトに直接染み込ませ使用と書いてますが、YouTubeで紹介していた、板に8滴落として延ばす方法にしました
比較結果
ボアは5本目過ぎても、滑りは変わらずブレーキも無しでした
汚れの付着状態を確認する為、ナイロンマットで汚れをこそぎ取って見ると、ノット Waxは一回で真っ黒、ボアは少しだけ付着した事で、滑走面のコーティング度がボアの方が高いのが分かります
更に凄いのが、ボア Waxを除去する時、ブロンズブラシを使用しないと取れないらしく、ナイロンマットで擦っても取れない
この事は、ボア Wax加工後は、定期的にナイロンマットで汚れ取りをすれば、一日中ストレス無しで滑れるって事なのでは?
説明書に滑走面のベース Waxを作ってからだと、より良い結果が出るみたいですので、今後ハヤシのベースミッションや、ガリウムD-コントロールをベースにして実験を続けます
最近のハヤシは特に凄いですね?カレー食べている場合じゃないですよ
🙇💦💦💦
おしまい