今回もアルペンネタです🙇
今、新品で購入出来るアルペンブーツは、海外製でマウンテンスロープ、UPZ、ディーラックス、国産ではGstyleです
各メーカーでサイズ設定が違います
マウンテンスロープでは
Aサイズ
23.0〜25.0cm
Bサイズ
25.5〜26.5cm
Cサイズ
27.0〜28.0cm
Dサイズ
28.5〜29.5cm
の4つのサイズのアウターで対応
UPZでは
279mm
23.5〜24.5cm
287mm
24.8〜25.5cm
299mm
26.0〜27.0cm
312mm
27.5〜28.2cm
の4つのサイズのアウターで対応
ディーラックスは
T-DELサーモインナーでは24.0〜30.0cmを1cmピッチの7つのサイズのアウターで対応して、AGE10ノーマルインナーは
0.5cmピッチの14個のサイズのアウターサイズで対応
G-styleは基本、スキーブーツメーカーGENが作っているので、スキーブーツと同じアウターの中にスペーサーを入れて0.5cmの調整しているのかな?
私の足のサイズは25.0cm
使用しているUPZRC10は、287mmなので、24.8〜25.5cmのサイズの人が使用する設定ですが、大きい足でも違和感が無い様にか、大きめに出来ていて、私はアウターとインナーの間に6〜8ミリの樹脂板を加工して入れています
ネットで私と同じ25.0のサイズで、ひとつ小さい279m mのアウターを使っている方もいました
逆に小さい足の人は、ほとんどブカブカ長靴状態なのでは?
足裏感覚を敏感にする為にも、あまり詰め物はしたく無いし、ブカブカは論外ですよね?
ディーラックスは14個のアウターで対応しているのに、マウンテンスロープ、UPZは4個しか無いので、足のサイズ合わせに苦労している人も多い筈ですね?
サーモインナーを大きい物で作ったり、フォーミングインナーで硬めに作ったり
さて本題ですが、メーカーがこのアウター作る時、金型に材料を流し込んで製作しますが、この金型製作がめちゃくちゃ高価らしいです‼️
なので、極力少ない数のアウターでメーカーは対応したい
では、何故ディーラックスは14個ものアウターで対応しているのか?
実は、前身の「Rai chle」ライケル社時代のアウターを使用していて、モデルチェンジ時は色、バックルの形、ベルト、ワイヤーパーツや、パーツの形を色々変えていますが、アウターの金型は同じ物を使用しているみたいです
なので、サイズがピッタリのブーツをチョイス出来るし、サーモインナーが標準モデルも有るので足に合わせやすい
逆に昔からのアウターシェルなので、フォワードリーンがスプリングが無い固定式だったり、225、325、425のカントパーツがプラスチック製の上下スライド式で衝撃で壊れやすいと基本設計が旧式
昔、シングルスプリングのダンパーリングを販売していましたが、今は無いです
今のブーツはディーラックス以外、ダブルスプリングが一般的ですね〜
これはbomber社のBTS(韓国製では無いです💦)と言うダブルスプリングですが、この会社はもう無いので購入出来ません
その他、ディーラックスとライケルブーツに取り付け出来るスプリングシステムが国産のメーカーから販売されていますが、一式セットで5万円位とか?
ディーラックストラック700は、マウンテンスロープP951や、UPZ RCRと比べると価格は安いですが、このパーツを付けるとかなり高価なブーツになりますが、現行の700はくるぶしパーツが改良されていて、可動式にしても壊れる事が無くなりましたので装着可能です
何故トラック700が壊れるかを説明した以前のブログです
💁
アルペン用具はかなり高価ですし、競技以外ではユーザーが少なくなってきていますが、圧倒的なエッジグリップと、ロケットの様な加速感をフリースタイルユーザーにも感じてほしいです
おしまい