【UFN95】UFC Fight Night 95
日時:2016年9月24日
場所:ブラジル・ブラジリア
<ミドル級>
○エリック・スパイスリー(米国)
(1R 2分58秒 リアネイキドチョーク)
×チアゴ・サントス(ブラジル)
(↑上:巧みなグラウンドコントロールを見せるエリック・スパイスリー)
【選手紹介】
チアゴ・サントス・・・ブラジル・リオデジャネイロ出身。32歳。182㎝.84㎏。UFCミドル級ランキング15位。2010年プロデビュー。MMA戦績13勝4敗。ノックアウト勝ち8回、サブミッション勝ち1回(RNC)、7回の1Rフィニッシュ。直近5戦4勝。ムエタイ黒帯。TUFブラジル2でチーム・ヴェウドゥムに所属。ニックネームは“デ・リマ・マヘタ”。
エリック・スパイスリー・・・アメリカ・マサチューセッツ州出身。29歳。185㎝.84㎏。2013年プロデビュー。MMA戦績8勝2敗。ノックアウト勝ち2回、サブミッション勝ち4回(アームバー、ヒールフック、RNC、ギロチン)、6回の1Rフィニッシュ。TUF23でチーム・クラウディアに所属。週末はプロレスラー。ニックネームは“ゼブリーニャ”。
【ワイの感想】
結果だけを見るとUFC2戦目のノーランカーであるエリック・スパイスリーが、ミドル級ランキング15位のチアゴ・サントスを敗るといういわゆる番狂わせ的な結果。だけど内容はどちらがランカーか分からないほどエリック・スパイスリーの独壇場だった。
チアゴ・サントスはハイキックが得意でパンチも危険なストライカー。それでもスパイスリーは臆することなく積極的にタックルを仕掛けてグラウンドに引きずりこみ試合を支配した。フィニッシュのRNCに行く前に見せた、サントスの動きに合わせて回転しながらバックを取った一連の流れるような動きはキレイで素晴らしかった。
チアゴ・サントスは試合中に太ももの筋肉を痛めたらしいけど、それも試合の一部だし、何と言ってもこの日はエリック・スパイスリーのパフォーマンスが良かったと思う。 週末はプロレスラーだというスパイスリー。一体どんなプロレスをしているのか興味深いぜ(^ー゜)