＜メインイベント／女子バンタム級タイトルマッチ／5分5R＞
○アマンダ・ヌネス（ブラジル／挑戦者）
（1R 3分16秒／リアネイキドチョーク）
×ミーシャ・テイト（米国／王者）
(↑タッチグローブをする 左：ミーシャ・テイト 右：アマンダ・ヌネス)
【ミーシャ・テイトVSアマンダ・ヌネス ワイの感想】
UFC200のメインイベントは、王者ミーシャ・テイトに挑戦者アマンダ・ヌネスが挑む女子バンタム級タイトルマッチ。 コーミエVSジョーンズが消えて次に一瞬メインになったレスナーVSハントはセミになり、メインイベントに抜擢されたのがこの試合。
普段のナンバー大会やUFNやon FOXならば文句なくメインでいいんだけど、UFC200というスペシャルな大会のメインイベントには少し弱いかなと思う。例えば王者ミーシャ・テイトにロンダ・ラウジーが挑戦するとかなら200のメインでも良かった。でもタイトルマッチがメインになったことには大賛成だぜ。
王者ミーシャ・テイトは、2016年3月のUFC196で当時の女子バンタム級王者ホーリー・ホルムを逆転のリア・ネイキッド・チョークで絞め落として念願の王座を獲得。今回が初の防衛戦。アマンダ・ヌネスはUFC6戦5勝で現在3連勝中と勢いに乗っている。11勝中10勝が完全決着のアグレッシブなブラジル人ファイター。
試合は接戦になるかと思っていたけど、予想に反して1ラウンドで決着がついた。アマンダ・ヌネスはいつも通り積極的に仕掛けてミーシャに対しパンチを効かせ、最後はリア・ネイキッド・チョークでタップを奪った。あっけない結末にびっくりしたぜ。ミーシャは文字通り何もできずに敗れた。メインだけに熱い戦いを期待したけどそうはならなかった。
この試合の結果、アマンダ・ヌネスがUFC女子バンタム級第4代王者となった。女子バンタム級は初代王者ロンダ・ラウジーが6度防衛した後は、第2代王者ホーリー・ホルム、第3代王者ミーシャ・テイトともに1度も防衛できずに王座陥落。目まぐるしく王座の交代劇が起こっている。
果たして新王者アマンダ・ヌネスは1度でも防衛することができるのか。次の相手はこの日キャット・ジンガーノに勝利したジュリアナ・ペーニャか前王者ホーリー・ホルムあたりが有力かな。女子バンタム級にも新しい風が吹きつつあるね。ロンダよ早く帰ってこないと復帰するのが難しくなるぜ。そしてミーシャよまた強くなって帰ってきてくれよな(^ー゜)
UFC200の試合レポートはこれでおしまい。記念大会のUFC200は大会前から大会後まで本当にいろいろなことがあった大会だった。これからのUFCはクリーンにさらに熱く面白いものになっていってもらいたい。UFC300はUFC200よりも素晴らしい大会になることを願ってやまないぜo(^▽^)o