UFC199 ブライアン・オルテガ VS クレイ・グイダ | UFC好きやねん!!  (UFC試合結果&試合レポート&ニュースブログ)

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UFC199
(2016年6月4日:カリフォルニア州・ロサンゼルス)
<フェザー級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
(3R 4分40秒/KO)
×
クレイ・グイダ(米国)


(左:クレイ・グイダ 右:ブライアン・オルテガ)

【選手紹介

ブライアン・オルテガ・・・アメリカ・カリフォルニア州出身。25歳。172cm.65kg。UFCフェザー級ランキング12位。2010年プロデビュー。MMA戦績10勝無敗1無効試合。サブミッション勝ち5回(トライアングル4回、RNC)、ノックアウト勝ち1回。グレイシー柔術黒帯。トライアングルとジャブが得意。ニックネームは“Tシティ”。UFC3連勝を狙う。

 

クレイ・グイダ・・・アメリカ・イリノイ州出身。34歳。170cm.65kg。MMA戦績32勝13敗。直近5戦2勝3敗。元Strikeforceライト級王者。2006年UFC64からUFCに参戦している人気のベテランファイター。ハファエル・ドス・アンジョス、アンソニー・ペティス、五味隆典、川尻達也に勝利している。リア・ネイキッド・チョークが得意。ニックネームは“ザ・カーペンター”。



試合内容】

1R
はグイダが独特のステップを踏みながら、プレッシャー、パンチの手数、着弾数ともにオルテガを上回った。オルテガも悪くはないが、序盤にパンチで軽いダウンも奪ったグイダのラウンド。


2Rに入り、グイダの動きに慣れてきたのかオルテガも前に出てパンチとキックを打っていく。1Rよりもオルテガの打撃の着弾数が増えた。ただグイダも負けじと打ち返す。このラウンドはほぼ互角でどちらかと言うとオルテガにつける。


3Rに入ってもスピードが落ちない両者はよく動きながら打撃を放っていく。グイダの動きを見切ってきたオルテガは徐々にプレッシャーで上回りパンチを当てていく。残り1分を切ってオルテガがヒザとパンチをガンガン放ってグイダを追いこむ。最後は右ヒザをグイダの顔面にブチ込みオルテガのノックアウト勝利!




【ワイの感想


UFC199の第8試合。ブライアン・オルテガ VS クレイ・グイダ のフェザー級マッチは1Rから3Rまでスタンドの打撃戦が展開され、最後は試合終了まであと20秒のところでブライアン・オルテガがクレイ・グイダをノックアウトしたぜ。


敗れたクレイ・グイダもよく動き、オルテガを苦しめた。でもオルテガがグイダの動きに対応してきてからは徐々に劣勢になっていったな。1Rにはパンチでオルテガに尻餅をつかせたし、最後まで本当によく動いていた。ナイスファイトだったぜ。


勝利したブライアン・オルテガはワイの注目選手。グレイシー柔術黒帯で寝技が大の得意であるにもかかわらず、この日は一度もグラウンドには行かなかった。その上で曲者でベテランのクレイ・グイダの野生的な動きに対応して、スタンドの攻防だけで勝利したのは見事だった。しかもノックアウトで。


グイダの動きが野生的なら、オルテガの動きはしなやかで柔らかい。そして寝ても立っても強いオルテガは天才肌なファイターだぜ。これで戦績は11勝無敗。未だ負けを知らないブライアン・オルテガを今後も注目していくぜ( ̄▽ ̄)v