<ウェルター級/5分3R>
△セルジオ・モラエス(ブラジル)
(ドロー/29-28、28-29、28-28)
△ルガン・シャガス(ブラジル)
(↑左:セルジオ・モラエス 右:ルガン・シャガス)
【選手紹介】
セルジオ・モラエス・・・ブラジル・サンパウロ出身。33歳。182cm.77kg。2006年プロデビュー。MMA戦績10勝3敗。サブミッション勝ち7回(トライアングル3回、RNC3回、アメリカーナ)、ノックアウト勝ち1回。RNCとハイキックが得意。柔術黒帯の世界王座を3回獲得。ニックネームは“ザ・パンサー”。
ルガン・シャガス・・・ブラジル・マットグロッソ・ド・スル州出身。22歳。182cm.77kg。2012年プロデビュー。MMA戦績14勝1敗。9連勝中。1R決着は10回。すべての勝利でフィニッシュ。ブラジリアン柔術黒帯、空手黒帯。アームロックとキックが得意。ニックネームは“ターザン”。
【ワイの感想】
UFC198の第2試合、セルジオ・モラエス VS ルガン・シャガス は珍しくドローの判定に終わった。でもワイ的には全然納得いかない判定だぜ。なぜかって? 以下に超ざっくりだけどラウンド毎のワイのジャッジを書いてみるぜ!
●1Rはシャガスの左ハイでモラエスがダウンしたり、スタンドの打撃戦でシャガスが優位に立った。
●1Rはシャガスの左ハイでモラエスがダウンしたり、スタンドの打撃戦でシャガスが優位に立った。
●2Rはモラエスがやや疲れの見えるシャガスに対しギロチンを仕掛けたりスタンドでも盛り返して取り返した。
●3Rは終始グラウンドでトップをキープし続けたモラエスのラウンド。
よって29-28でセルジオ・モラエスの勝ちなんだよな。 1Rのルガン・シャガス、3Rのセルジオ・モラエスは誰が見ても間違いのないところだと思う。
意見が割れるとしたら2R。たしかにシャガスはキックを多用し、ヒットしていたのも事実。でもモラエスは右のオーバーハンドでシャガスをぐらつかせたり、いいカタチでギロチンに入ったりして優位に進めていたように見えたけどな。
いやぁ判定ってホンマにわからんもんやなぁ。試合自体はセルジオ・モラエスのグラウンドテクニックと、ルガン・シャガスの空手仕込みの打撃がスイングしたクロスゲームで、なかなか面白かったぜ(^ー゜)