今まで、
姉の言う通りに生きてきた私にとって
これからは自分のしたいように生きれることは
ものすごい開放感と喜びだった。
もう、
誰の指示も受けなくていい...
もうダンを追っかけなくていいんだ!
(ハリーポッターの主役、ダニエル・ラドクリフのこと)
私が選んだ人と結婚していいんだ!
何もかも全部私が決めていいんだ!!
当たり前のようだけど
これがどんなに嬉しいことか...
真っ先に頭に浮かんだのは...
4年3か月前に
姉の指示に従って別れた彼のことでした。
彼と連絡を取りたい...
会いたい...
話したい...
ヨリを戻したい...
彼と結婚したい...
でも、
4年以上も姉の言う通りにしてきた私は
今、こうしたいと思っている自分の思いを
そのまま受け入れていいのか...
行動に移しちゃっていいのか...
ほんとに姉の言うことを聞かないでいいのか...
自分の思いが間違ってないのか...
自分の心に従ってほんとに幸せになれるのか...
不安だった。
姉に言われるがままに生きているうちに
自分の心を捨ててた
自分の思いも感情も
全部失ってた。
だから、
いざ姉から解放されて
自分の心に向き合おうとしても
まず、自分の心が何処にあるのかさえ
わからんかった。
こうしたい! と思っても
果たして、それが
自分の人生をかけて
心の底から願っているものなのか
それとも
単なる一時的なものなのか
自分の本音がわからない。
1週間くらいずっと戸惑ってた。
でも、誰にも相談したくなかった。
やっと、自分のしたいように生きれるんだから
自分で見つけたかった。
私の心は私にしかわからない。
人に聞いたところで、
私にわからないものが私以外の人にわかるわけがない。
わかるまで自分と向き合う...
ただそれだけ。