MSX譜面作成プログラム フレーズを延長、音符も自由にできます 4/16公開 | MSXさいたま仮想鉄道ブログ

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A列車で行こう9の仮想鉄道ブログです。

前回の続きです。

Deleteキーに全削除機能を入れていきます。

MSXBASICでDeleteキーの番号を調べるには
? ASC(INPUT$(1))
127

Ok
と表示されます。
110 I$=INKEY$:IFI$=""GOTO110

120 IFI$=CHR$(127)THEN~
みたいになります。これが2910行になります。
よくグラフィックでPRINTする場合にPRINT#を使います。
これはOPEN"GRP:"AS#1を宣言した後に使います。



LINE命令でMML、長さ表示と譜面を削除します。
その後にPAGE1から譜面をコピーしています。

これで間違えた時に消去することができました。

 

 

次は8分音符の入力を変えるために音の長さをL$します。
文字列変数を新しくするので最初にL$="8"を入れています。
音の長さは4を入力すると4分音符、Gを入力すると16分音符です。
Gは0から数えて16番目の意味でGキーです。
32音符の場合はWにしようと思ってます。

キーが完成していないので鍵盤で奏でる音を設定します。
5Eはオクターブ5のEの音です。

こんなふうに16分音符なら16と数字が表示されるので、
音符を変更したかどうかも一目でわかります。
譜面では音符をはたでつないでいますが
音楽を再生する目的なので図面編集機能はありません。
O4EのオクターブのOを外して4Eと表示するようにして
表示をギリギリまで詰めました。テストなので保存はできません。

ここまで連続再生できれば、ほとんどの曲は作れそうです。
詰めるとキーの表示を下に書く必要が出てきました。
でもゲームの素材として作りたいのでこっちを先行します。

 

32ドットエディタでロゴの作成をしました。
これで次回から公開用のロゴも完成しました。
 

緊急発表です!

4月分公開の日取りが4/16(日)の午後21時に決定しました。
またUSSCOREの2期目になるのでUSGIG8に変わります。
ゲームのちょっとしたメロディの作成ができる程度に考えています。
 

WebMSXでも動作確認をしています。
PCがあれば誰でも楽しめると思います。


WebMSX

 

くわしくは「FC2:FULLMSXのホームページ」で公開します。
FC2:FULLMSXのホームページ

 

★MSXBASICの使い方

 

 MSXBASICはCUI(キャラクターユーザーインターフェイス)です。

WindowsはGUIでマウスでグラフィックを操作するものでしたが、
これはMS-DOSやLINUXと同じようなキーボードで入力をしてコマンドを実行させるものです。

難しい感じですが他機種に比べて少し間違えても実行できる柔軟性があります。

今回はMSXturboRのMSX-DOS2がわかりやすいように
親ディレクトリをマゼンタ、子ディレクトリをイエローにしています。
またメニューに「A:\USSCORE\」というディレクトリ表記も加えました。



このソフトでは起動後はAUTOEXECで自動実行プログラムが働きます。
CTRL+STOP(ctrl+PgUp)を同時押しでプログラムモードになります。
試しにこの画面でやってみてください。
プログラムモードはラインエディタになっているのでプチコンのように使うことができます。

ここで、F1キーを押すとrun"menu10.bas"を実行できます。
メニューに戻る時に押してください。

 

操作方法はカーソル(矢印キー)とEnterキーなどで操作します。


4月分のプレイヤーのプログラミング中の画像です。

 

4月分ではSE8ファイルの1行のMMLデータを再生できるものです。
10秒程度のメロディが流れる感じになります。

即興してみましたが、音符を少なくして繰り返しをうまく使ってこんな感じになりました。
マイナーにするには不協和音(ガーン)にならないように基本的に半音を使って和音になればよいです。
最初は穏やかな感じでだんだんとマイナーな感じになり最後は最深部へ向かう曲調にしました。
SETBEEP1,0でbeepにミュートをかけてPSGを初期化して演奏停止できるようにしています。

 

A:\USSCORE\のメニューのプレイヤー画面です。
 

 

保存できるようにしていきますが、1クッションおいて
editorを追加しています。
今回のサンプルは直接MMLで書いたのでアプリで作成していません。
US_GIS8を起動して0のEDITORを選択します。

ラインエディタが起動してMMLを編集できます。
アプリからはSを押すとこのエディタになります。

 

最後に編集前のデータと編集後のデータが出て確認画面が出ます。

 

WebMSXはPCのWebアプリでMSXパソコンをエミュレートできます。

スマホでも起動できますがキーボードがないと無理です。

 


プレイヤーと言ってもSEが流れる程度のものです。

USGIG8にはプレイヤー機能を加えてメニュー画面から選択できるようになります。
レトロゲームにあるミュージックモード程度のものにします。

というわけで、最後に下のように打ち込むことで二分音符まで対応しています。
あとボタンを押すと演奏を停止する!?
「ONSTRIG~GOSUBも試してみたいなぁ」と思っています。

 

おまけですが隠しコマンドにしているのでやってみてください。
では。