MSX譜面作成プログラム 少し高速化 SOUNDも追加 MSX2のCOPY命令 | MSXさいたま仮想鉄道ブログ

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A列車で行こう9の仮想鉄道ブログです。

お久しぶりです。FULLMSXです。
4月になりました。連休までにだいたいの形にしたいです。
今回は3月配布分(前回)のプログラムの起動速度を速くしました。
画面いっぱいBLOADをかけていましたが使うエリアだけにしました。

次にFULLMSXforBLOGの「SOUND命令のテクニック」カテゴリーでは
SOUND命令からいろいろなSEを作ることをやったので、
前サイト閉鎖に伴いデータを再配布することにしました。
たった1行でSOUND命令を実行すればいろいろなSEを作ることができます。

・滝の音

・波の音

・蒸気機関車の蒸気音

・ヘリコプター

・線路のつなぎ目の音

変更点があって波の音が滝の音のようになっていたので滝の音を加えて
波の音は若干変更しました。ブログを見ながらコマンドを変更するとヘリコプターまでいけます。
線路のつなぎ目の音(カタンカタン)は波の音を実行した後にメニュープログラムを実行すると
クリック音が変わる仕掛けになっています。

 

FULLMSXforBLOG:SOUND命令のテクニック
https://blog.goo.ne.jp/u-yans/c/3779e09b903ae62b314a4f7e0c63b3d5


 

SOUND命令の数値はレジスタを書き換えますが音が変に鳴ったらBEEPでもとに戻せます。
ESCキーを押して再度実行するとBEEP音で終了して正常に戻ります。

 

これからわかりやすいCOPYのしかたを書きます。
PAGE1にコピーしますが、座標を移動してページを変更します。
五線のデータはここにあるので、この領域をコピーします。
X=4,Y=25からX=250,Y=55です。
16ドットずらしてX=20、上と下を4ドット入れるのと記号を省きます。
矩形指定が正しいかを確かめるためにLINE(20,21)-(250,79),8,Bで赤で囲います。
 

下の空白域にコピーします。X=20,Y=100の100ラインにコピーします。
LINE文をCOPY(20,21)-(250,79)TO(20,100)に変えます。

音符だけを消した画像にします。次にページ1に変えます。

COPY(20,21)-(250,79)TO(20,100),1


これでコピーすることができました。
次回はDeleteキーで削除すると”ALL CLEAR(Y/N)?”の表示をしてみます。

 

近況としては坂本龍一氏が亡くなりました。
「やばいな」と心配していましたが本当に残念です。
”RYDEEN"は私が幼年の頃に運動会で流れていた曲で本当に気になって
なかなかわからずラジオリクエストからタイトル名を知った曲でした。
当時はインターネットがない時代で情報源が限られていました。
MSXユーザーでもYMOが好き方がいて話題になってMGSになる程でした。
 

それからいろいろなサウンドトラックも好きになってきましたね。
また坂本龍一氏の作品展にも行ったこともありました。
音楽はそうですね、植物のような感じではないでしょうか?
植物を知っている人は雑草ではなく、知らない人は雑草です。
音楽を知っている人は雑音ではなく、知らない人は雑音です。

でも生活音はどうでしょうか?炊事をする音や小鳥の声、雷など雑音ではありません。
このような音を音楽に入れてみると全く違った効果(SE)になると思います。
このように日常で知っている音を使うことで音楽を作ることができます。

例えばキャリパのファッションモンスターの最初の部分は雷が鳴ってます。
雷というのは不気味なイメージを出しますね。

 

なぜ音楽はフレーズや演出にパクりが多いのかと言えば慣れ親しんでいるからです。
ずっと音楽を聴いているとだいたい次のコードの音がわかってきます。
まったく知らない音を作るわけではなく知っている音を作る面白さがあると思います。
作曲はいい曲を作ることが難しいだけで自由にだれでも楽しめます。

例えばグラディウスの場合は当時はシンセサイザーが流行っていて
シンセサイザーを駆使したゲームという斬新なアイデアがウケたのもありSCCが生まれたし、
コンポとシンセとパソコンが当時学生の三種の神器で実はパソコンを選んだ人はよかったですね。
MSXのPSGはシンセの音楽機能が入ったものでした。
オフコンはBASICは積まれていましたがBEEP音だけで音楽機能はありませんでしたね。

グラディウスは空中戦はテストプレイ用として生まれて地上戦からステージが始まるような感じかなと思います。
ただ、この空中戦がパワーアップエリアとしてウケたのもあったと思います。
グラディウスの発想のもとはスーパーコブラがベースでアレンジしたゲームのような感じです。
グラディウスのサウンドトラックを買ったことがありますが空中戦はどうしても雑音に感じます。
和音の変化で重厚な機械的なイメージを出しているというか効果音に近いです。


コンピューターミュージックをきいている人でもボス戦の曲がよくわからないwです。
ファミコンとかMSXのゲームタイトルになるほど不可解ですね。
PSGは使っている人でも雑音と感じる時もあるし本当に音の源泉みたいですね。
<<今回は”BASICに波の音を入れるとどうなるのか?”なども試してみました>>

サウンドトラックはそんな感じで実はミスチルのイノセントワールドなんかも
((流行っているからきいてみるか))とゲーム意外の新ジャンルの開拓みたいなことを考えていて、
何度も聴くとわかってくるみたいなところがありますね。

そんな感想!?でクラシック風の難しいことを書いたようなイメージの展示会ではなかったのがよかったです。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。