転職コンサルタントの独り言


先日のニュースで、厳しい新卒者の就職は、来年も更に厳しくなるという。

今年の春卒業した学生の就職内定率は史上最悪となったが、更に来年3月卒業予定者の就職活動も厳しさを増すとのニュースを聞くと、株価を上げ、景気回復基調にあるにもかかわらず雇用に反映しようとしない企業に失望させられる。

就職活動をしている学生からも、「何十社も面接に行ったけど全部ダメだった、自分は社会に必要ない人間なのか」という深刻なまでに落胆するの声も聞こえてくる。

未だ社会人経験のない学生の就職活動は、未経験者であるのが当たりまえなのに、就職先が決まるかどうかは、すべて「自分の責任」と思い込みがちである。まして未曾有の大不況下、採用も企業側の一方的な買い手市場だから、学生の就職活動にまつわる理不尽な問題が起こっても告発されたり、理不尽な問題が表面化することが少ない。

さらに、春に就職できなかった若者がいったん卒業してしまうと翌年度の卒業予定者を対象とした採用に応募することもできないという企業の募集のやり方も、問題を深刻にしている。新卒時で正社員になれないと“自分の人生が閉ざされてしまう”という焦燥感に追い立てられ、就職活動がいっそう重く苦しくのしかかる。なかには、高い学費を払って就職のためだけに留年する学生も増えているという。

これは社会人の転職でもそうだが、欧米と異なり、年齢制限や転職回数などのレッテルを貼る日本独特の悪しき篩(ふる)いのかけ方と同じで、特に日本の大企業に多い。

卒業して、社会人としての第一歩が失業者という社会に未来はない。

企業や経済界に対して弱腰な政府も、これらの問題については企業に厳しいチェックと指導を行うべきであると同時に、年功序列の恩恵を受けている大手企業の管理職層の皆様にも考えを変えて頂かねばならないと節に思う。



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