プロ野球やサッカーなどのスポーツ番組で選手のインタビューに「結果が全て」という言葉がよく語られる。スポーツ観戦好きの私もヒーローインタビューなどでその歯切れの良い言葉に格好良さを感じる。
場面が変わって、サラリーマン社会でも最近、「結果が全て」という言葉が職場で良く使われるようになり、「成果主義」を後押しするキーワードとしてプレッシャーをかけられる方も多いのではないだろうか。
「数値目標化」することが当たり前となってきた最近の人事考課や上司とのインタビューの場面で、いままで自分が一生懸命やってきた「頑張り」や「努力」が全く評価されないことへの理不尽さやフラストレーションを感じるサラリーマンも増えている。
特に不況期に入ると、結果だけを責めたてられる冷徹な職場ムードが蔓延し、特に徹底した結果主義(売上げ主義)をとる企業では、個人間競争も煽(あお)られ 、社員同士のコミュニケーションも希薄になっており、人間関係もどこかドライでギクシャクしてくる。
「結果が全て」ということはビジネスの場面では当たり前としても結果に至るプロセス、つまり努力を評価する能力がない企業や上司は、やる気のある優秀な人材を失っていくことになる。
