
履歴書については、きまった書式があるので特に迷うことはないのだろうが、自分の職務職歴書となるとどのように記入すれば効果的なのか、よく聞かれることがある。
ネットの普及と、文書データでのやり取りが一般化した現在、転職サイトなどでも経歴書の書き方アドバイスなどのサービスを売りにしているものも増えているようだ。
仕事柄、多くの転職希望者の方のレジュメを拝見したが、その中で転職を成功させた人たちの共通点は、自分の職歴にあった書き方を自身で見つけることから始めており、書類にじっくりと時間をかけている。選考過程での書類の重要性を知っているからだろう。
一番理想的なのは、採用者が好む書類を作ることは言うまでもない。意中の企業の募集要項が明確な場合には、その求められる人物像にあわせ、自身の経験から客観的にアピールできるキーワードを盛り込んでゆくのがよい。但し、あまり冗長な内容になってもいけない。面接官は皆多忙なビジネスマンが多いからだ。
若い転職希望者に多いことだが、「・・のスキルアップができないから」「・・英語の生かせない環境だから」などやたら自分の不満・希望の羅列が多い書類をつくる方がいる。
転職とは自分を売り込むことだが、言葉を換えれば、書類でふるいにかけられる「商品」になるのだ。まず、転職を思い立ったら、自分をアピールできる「商品カタログ」を作ってみることをお勧めする。
作成の過程の中で、自分が何に向いているかという適性を見直すきっかけにもなるのである。