私がVichyを訪れたのは1980年の7月下旬
1年間のフランス留学(遊学?)の皮切りとして、このVichyを選びました
理由は、温泉地だから!ではなく、Cavilamという当時はまだ珍しかったAudio visualのフランス語コースがあったからです
フランス語初級者だった私の留学の入り口として、相談をしていた日仏文化協会の方に勧められました
このVichyでの出会いについてお話ししたいと思います
色んな出会いがありましたが、そのうちの一つ
フランス語のコースは短期集中コースで、午前も午後もビッシリと授業がありました
加えてホームステイ先ではもちろんフランス語オンリー
テレビもフランス語(当たり前だけど)
1人ですべて手配し、ずっと緊張が続いていたのでしょう
ある日、座って授業を受けていた時に貧血を起こし、椅子から崩れ落ちそうになりました
クラスメイトに女医さんや薬剤師さんがいて、皆んながケアをしてくれました
そのあと、私のことを心配した韓国人のクラスメイトが、たまたま短期研修?で来ていた韓国のお医者さんの団体を紹介してくれ、診察をして貰ったのです
何語で話したのかは覚えてませ〜ん
診断はストレスによるものということでした
今ならよくある診断だと思いますが、当時は、ん?ストレスって何?状態でしたが、妙に納得したのを覚えています
その後もフランス滞在中に2度ほど貧血を起こしましたが、この時のアドバイスで対処方法が分かっていたので、慌てることはありませんでした
その時、私を診てくれた韓国のお医者さまが、とても穏やかで落ち着いていて、それだけでも安心できた記憶があります
当時は韓国について、ほぼ知識がなく、彼らが国のどんな体制下でフランスに来ていたのか、まったく想像もしなかったけど、1980年ですから、大変な状況だったのだろうと、今になって思います
今さらですが、お世話になりました
Vichyの素敵な街並みはフランス便りを発信されてる木蓮さんのブログで見られますよ
ポチッとお願いします↓