3日目の朝、まだ暗いうちから看護師さんが来て、色んな管を抜いてくれ、立って歩けるようになった
あの明けそうもない夜を過ごしてた時には想像もつかないくらいアッサリと
この日、4人部屋の最後の1人が入院して、部屋は満室になった
妹2号は同室の人と色んなおしゃべりして退屈しなかったよ、なんて言ってたけど、ここでは皆さん、カーテンをビシッと閉めて会話なし
看護師さんや先生たちとの会話から、どんな人か、どんな状態か推測する
チラッと見える姿から、私のように髪がない人は抗がん剤治療した人だな…とか、ドレーン下げてない人はリンパ切除しなくて良かったんだな…とか
テレビカードは買わなくても、スマホと持ち込んだ文庫本のおかげで退屈知らず
どうせテレビではコロナの恐ろしい話か、私にはつまらない民放のバラエティしかないだろうし
退院したら撮り溜めた韓国ドラマを観るのだ
午後になって、同じ日に手術した人たちへの退院後のレクチャーがあったが、リハビリにしろリンパ浮腫の話にしろ、紙を見ながらササーっと説明されてもね
後で読み返しながら聞きたいポイントをメモしましたよ
私がこの病院を選んだ一番の理由が手術件数だから、そして大量の患者を受け入れてる大学病院だから、痒いところに手の届く看護は期待できないにしても、実家の母が長らくお世話になった病院と比べても、もう少し何とかならんのか?と思うも後の祭り
すべてを求めるのは無理というものです
予定通りに治療出来て、手術も経過も順調で、何をか言わんや!だわ
4日目の朝、同じ日に手術した中のお二人が退院するのを見てビックリ‼️
うちお一人はドレーンつけてたのに…
私は帰れと言われても、そんな早くには無理!と思いながら見送った
手術の傷そのものも痛みはほとんどなく、体を動かした拍子に右脇腹の後ろにビリっと痛みが走る程度
それも少しずつ落ち着いて、ドレーンの量も順調に減り…
間もなく退院ですね、って言われちゃった
(入院生活は続く…)
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