法律事務所から催告書が届きました。
実家所有の別荘地の管理費の請求です。
別荘地というとカッコ良く聞こえますが、兵庫県中西部の、それこそ誰も行かない山林の中の土地です。
両親がそこを買って別荘らしきものを建てた当時は、自宅から車で1時間ということもあり、よく利用しました。
私はすでに家を出ていたので、あまり記憶がありませんが、それでも子供が出来てからは帰省した時に行きました。
自然豊かで近くに川もあり、BBQしたり川遊びしたり、虫捕りをしたり…。
実家そのものが田んぼに囲まれた環境にあるので、自然豊かも何もありませんが![]()
別荘地入り口に住み込みの管理人の住居があり、その奥に2階建ての管理事務所とプールもありました。
当時はしっかりと管理されていて、子供たちはプール遊びも楽しみました。
その後、最初の管理事務所が倒産し、住み込みの管理人もいなくなり、次に引き受けた管理会社も倒産し…が繰り返され、舗装道路は穴が空いたり、管理事務所あたりも道路脇も草茫々。
ほとんど管理されていない状態の別荘地になりました。
と同時に訪れる人もあまりいない状態になったようです。
住んでいる人もいたようですが、どうしたんでしょうね…
両親も知人友人も使わなくなり、建物も老朽化し、放置されて数年。
新しい管理会社から説明会の案内が届きました。
売却のお手伝いも…といううたい文句に釣られて行ったのが運のつき。
そこであり得ない金額(と今では分かります
)の売買を委任する契約を交わし、ついでに管理契約も交わしてしまいました。
所有する土地にアクセスするには共用部の道路を使用するので、最低限の管理契約が必要という理解はありました。
そしてアドバイスされるまま、古い建物を取り壊して更地にし、売れることを期待して待っていました。
1~2年のうちに売れれば、管理費を払うのも仕方がないと思ったのです。
ところがその後、管理会社からは売りに関しての連絡は一切なし。
電話や書面が届けば、すべて他の別荘地を勧める内容のものばかり![]()
詐欺とは言いませんが、やられた~
という感じでした。
それが8年くらい前のこと。
その後、管理契約を交わした会社は倒産し、また別の管理会社から管理費の請求が来ました。
何もしてくれないのに管理費の請求
と、そのまま放置していました。
途中、電話番号すら記載していない福岡の弁護士事務所から督促状もどきが届いたりしましたが、弁護士している同級生に聞いたところ、連絡先も書かないような相手は無視して良しということで、やはり放置していました。
すると突然、自動音声での弁護士事務所からの電話が入り、督促状が届いたのです。
今回の事務所はきちんと電話番号も支払期限もきっちりと明記してあり、それを過ぎても何らアクションがない場合は然るべき措置(怖い~
)を取ると書いてありました。
金銭に関わることは私が担当することになっています。
そもそも管理契約を交わした時、父と同席していたのは私![]()
![]()
私が対応しないといけない案件です。
早速電話しました。
弁護士さんではなく、事務員の方との会話でしたが、うちが一切別荘地を使用していない(もちろん行ってもいない)ことを伝えたところ、その旨弁護士に伝えて、今後の対応をしますという返答でした。
過去の経緯を話しても、そんなことは関係ありません的反応でした。
夫は、契約に基づいて払わないといけないものは払って、今後どうするかを検討しないといけないと言います。
確かにその通りですが、どうしても割り切れない思いが残ります。
そもそも8年前にそう思っていて、相手もいけませんが、そのまま放置したこちらにも落ち度はあるでしょう。
毎年、固定資産税(スズメの涙ほど…)を払うのも惜しいのに、年間3万ちょっとの管理費を延々払い続けるなんて、冗談じゃない![]()
どうしたものでしょうか…![]()
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