母の話しです。
ほとんど言葉も発せず(かろうじて私の名前は言える
)、骨皮筋衛門に化した母。
嚥下の事故を防ぐための原形をとどめない病院食を、1さじか2さじ食べればいい方だった母。
そんなにまずいの
と味見してみたら、意外としっかり、食材の味がある![]()
お出汁の味もして、お腹が空いてたら私が食べちゃいそう![]()
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なのに、なんで食べないのか![]()
ですが、先生の許可をいただいて持ち込んだ、母の好物(とろろご飯や苺)だと、少しずつ、口を開けてくれるようになりました。
一昨日より昨日、昨日より今日という感じで食べる感触が良くなってきている![]()
調子こいて、潰した苺にエネーボ(バニラ味)を混ぜたら、苺ミルクみたいになって、いい香り~![]()
嗅覚はまだまだ衰えてなさそうな母に、その香りや、たぶん見た目がアピールしたのでしょう。
乳児用のすり鉢に大き目の苺1個をすりつぶし、エネーボで混ぜ混ぜしたものを完食してくれました![]()
今まで、頑として口を開けなかったのに、そしてやっとこさ口を開け、スプーンで差し込んだ食べ物を飲み込むのに何分もかかってたのに、この苺ミルクだと、自分から口を開けてくれ、リズミカルに食べてくれたのです![]()
そして、さらに、今日はもっとすごいことが![]()
母はトマトが大好き![]()
どんなトマトでも(外食のサラダにお飾り程度についてる色も味も薄いトマトでも)、人の分まで食べるくらいトマト好き![]()
今日の病院食に、トマト、ささみ、たまねぎ、ニンジンのピューレがあったのですが、なんと、苺ミルク以上にパクパクと口を開け、スムーズにゴックンを繰り返し、完食したのです![]()
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驚きました![]()
認知が進んだ結果、食べる意欲を失くしてしまった、食べ方が分からなくなったと言われた母。
好きなものは本能で食べるのかもしれません。
これで栄養が取れた
と言えるかどうかは分かりませんが、心なしか母の表情もしっかりしてきて、再び回復してくれるんじゃないかという期待をしてしまいそうになります。
突然、妹2号の話になりますが、年始、体調を崩し、1人正月を過ごして滅入っていた時に、抗がん剤治療を受けました。
主治医の先生は、ほんとに神様のようないい先生なのですが、妹2号の様子にただならぬものを感じたのか、膝つきあわせて話を聞いてくれ、病院内にあるカウンセラーの予約を取ってくれたそうです。
そのカウンセラーに、妹2号は欝々と思っていたことを全部吐き出したら、ずっと聞いていたカウンセラーが、少し質問させていただいてもいいですか?と。
一つ目の質問は
眠れてますか![]()
幸い、妹2号は若い頃から心身の疲れは寝て取る(
)タイプで、しっかり寝てます
と返事したそうな。
二つ目の質問は
食べられますか![]()
こちらも、体調が悪い割に食べられていたらしい![]()
要するに、人間、ちゃんと眠れて食べられれば生きていけるということでしょうか。
食べるという行為は、当たり前のようで、すごいことです![]()
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