横浜の後、奥湯河原の海石瑠(つばき)の迎賓館で、美味しい懐石料理を頂き、温泉を楽しみました。

チェックアウトが12時とゆっくりなので、朝食後に最後の温泉を堪能し、荷物をまとめてから、お散歩に出かけました。

旅館の後ろが散策コースになっているのです。

11月から5月くらいまでは、色んな種類の椿が咲いて、それを見ながら散歩を楽しめるようですが、今は全くの季節外れ。森林浴をしながら歩きました。

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散策コースと言いながら、結構な傾斜で、膝が痛い父はすぐにギブアップ。

ベンチがあったので、そこで休んでいるというので、置いて行きました。

少し、いや~な予感はしたんです。

いつも団体行動ができない人なので…。

案の定、待ってるはずのところにおらず、呼んでも返事もないので先に帰ったんだ…と旅館に戻ると、帰っていないと言われ、旅館の人の好意で車を出してもらって探しに行く羽目になりました。

1人で坂を下りて来るのを見つけた時、ホッとしたのもつかの間、悪びれもせず、おしゃべりする父に、愛想が尽きそうになりました。

かつて校長までやった人ですが、歳を取るということは、人格まで変えてしまうんですね。

ゆっくりと楽しむ温泉宿の締めは、イライラ頭に来ながら、水分補給もトイレもできず、バタバタと終わりました。

年寄との行動は、こういうこともある…って予測しながらしないといけないのに、つい、うっかりしたための結果です。

我が夫の心遣いが無駄にならなきゃいいのですが…。



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